[Diary]2003年

「近況」に書いていた日記の、2003年分です。

新しい順に並んでいます。


* 2003年

* 12月27日(土)

都心の方では雪が積もっているらしい。八王子は深夜に少し降ったが、積もりはしなかった。

某Y君の卒業をかけたプログラムが動かないというので、徹夜でデバッグにつき合った。およそ6時間。午前6時を過ぎたころに、何とか結果を出せるところまで持って行った。残差が0.01m3を切った根が出てきたときは安堵しましたねぇ。酒があったら乾杯してたかも。

金野はプログラミングには手を出しませんでしたから、プログラムは彼が自分で作りました。金野が口を出したのは、主にデバッグ。どこをデバッグすべきか,どの情報をチェックすべきかの判断をして、それを書き出して、内容を確認する、という作業が続きました。部品ひとつひとつをきっちりテストする、という当たり前のことを繰り返しやった結果、何とか答えが出てきたといったところでしょうか。

でも徹夜までする予定ではなかったんだが…。まぁいいか。

* 12月26日(金)

年内出勤は今日まで。次は新年。

* 12月23日(火)

昨日の月曜日が正規の授業期間最終日。補講はしないので、金野の授業はひととおり終わった。あとは学生さん諸君が、試験に向けてよく復習してくれることを期待するのみ。

まだ試験の採点などはあるものの、授業期間が終わるとほっとする。1年間無事勤めあげたなという印象。それと同時に、1年を反省して来年度に向けての力を蓄える時期でもある。飯田先生が流れ学の授業で試していたように、金野も授業で学生さんの理解度チェックをしようかなとか、学生さんの自習を促す方法はないかなとか、いろいろ考える。

* 12月21日(日)

齋藤孝を読み返す。いろいろと新しいアイディアが湧く。来年の数学演習の授業で試してみよう。

うちの学科のJABEEプログラムの学習・教育目標を改めて読み直してみたのだが、問題発見能力が入っているね。それと「統合能力」というのもある。これらはどう取り扱うべきなんだろう。これまで細かい文言まで詳しく追求していなかったなぁ。自分の担当している科目は基礎科目ばかりだから、問題発見能力や統合能力は守備範囲外と思っていていいのかなぁ。

* 12月20日(土)

これまで自宅のパソコンでは、せっかく買ったAdobe Illustratorが動かなかったのだが、今日立ち上げたら、なぜか動いた。何でだろう…。

うーんよく分からないけど、動いたからいいことにしよう。金野は配布プリントの図などを作るためにIllustratorを多用しているが、これまでは職場でしか作業できなかった。これで自宅でも仕事がはかどる。(→ますます大学に来なくなる!?)

と言いつつ、夕方にチョコッと大学に行く。だって某Y君が来いって言うんだもん。

* 12月19日(金)

はぁー。今日も仕事しなかったな。

* 12月18日(木)

あーあ。

* 12月17日(水)

将棋ソフトがアマチュア将棋大会団体戦で優勝したそうだ。一発勝負ではなく、3人一組の団体戦での優勝は偶然ではない。ソフトも同じもの3つではなく3種類だから、全体的なレベルが高いと言える。そこまで強くなったのか…。驚きだ。

* 12月16日(火)

今日はいい天気。

* 12月14日(日)

昨日は流体研ホームカミング。大学でもはじめたが流体研が「元祖」らしい。金野も20分ほど話をした。面白そうなネタはあまり入れなかったのだが、アホウドリロボットの話は学生さん受けが良かったようだ。来年の卒論でやろうかなぁ…。でもどこから手をつけたらいいのか、よく分かっていない。

「中堅技術者」という言葉をネットで調べてみたのだが、けっこう曖昧だな。中堅という言葉は、技術レベルを指すことも、年齢を指すことも、会社の中での地位を指すこともある。工学院大学が言うところの「中堅技術者」は技術レベルを指すのだろうが、ネットで見つけた多くは年齢と会社の中での地位を指していた。(年齢と社内地位はだいたい比例すると思っていいのかな?)

その中で面白かったのが、徳島大学電気電子工学科の教育理念 (リンク)。以下引用。

(3) 中堅技術者(課題解決型技術者)を育成します.

電気電子工学に関する広範な基礎学力と高度な専門知識を応用して,与えられた課題を解決し、その結果を明確に表現する能力を有する中堅技術者を養成します.このためには,学習に目的意識をもたせ,基礎科目については皆さんの多様な能力や学習意欲に柔軟に応える教育方法を工夫し、応用科目では高度な専門知識を修得させる事によって、自分自身で基礎学力磁応用力を積み重ねていく力を持たせることを目標としています.講義は決して易しくありませんが,重要なことは疑問をもつことです.疑問をもってそれを粘り強く解明したときの喜びが持てるように指導します.

中堅技術者を「課題解決型技術者」と位置づけ、課題探求技術者と切り分けている。つまり問題発見能力と問題解決能力とを分離し、中堅技術者に必要なのは問題解決能力で、それを養成するとしている。(ただしリンク先の全文を読んでもらうと分かるが、発見能力の方の素地も養うとしている。)

これは分かりやすい考え方だと感じる。問題発見能力の方が解決能力よりも身につけづらい、高い能力であるという前提で、まずは与えられた問題を解決できるようになることを目標としている。「その結果を明確に表現する能力」が入っているのも良い。達成度を評価しやすいのもありがたい。

電気電子工学科に限らず、徳島大学工学部の教育理念は具体的で、詳細で、なかなか面白い。いろいろと発見があり考えさせられる。

* 12月11日(木)

某予算を大量に消化。あーもう大変。買いたいものってどんどん出てくるんだね。また3月にこれがあるかと思うと、…楽しみ!?

「グローバルに活躍できる技術者の育成」か…。達成度はどうやって評価したらいいんだろう。「中堅技術者の養成」というのもある。

* 12月5日(金)

学生さんには、勉強しない権利や理解しない権利、単位取得を放棄する権利や卒業を先伸ばしにする権利もあるよな。卒業の方は在学期間8年までという制約があるらしいが。

卒業する意志のない学生を卒業させるのは、学生の権利を奪うからまずいのではないか?

今日は洗濯をしてから出勤。電話や来客が何度もあって、仕事にあまり集中できていない。

* 12月2日(火)

師走突入。

明日に返すレポートを大量採点。岡部君にも手伝ってもらった。この授業(数値計算法I)は受講生がぜんぶで300人以上いるから大変。岡部君ありがとう。

数値計算法は授業にまだまだ工夫の余地があるなぁ。

* 11月30日(日)

今日の朝日新聞(広告特集)に「日本はあまり考えなくとも生きていける国」という主旨の発言が載っていて、なるほどと思った。たしかにそうかもしれない。深く考えたり、悩んだりしない人の方が生きやすい国なのかな。ある意味ではいいことなのだろう。だからといって学生さんに考えないことを推奨したりはしませんがね。

明日から12月。

* 11月29日(土)

窓のそばに立つと寒い…。冬って感じがしますねぇ。

* 11月20日(木)

あれだな、ネットでニュースが簡単に見られると、テレビなどではあまり流れないようなニュースをついじっくり読んでしまうな。

問題解決能力の教育などについては、とりあえず齋藤孝までいったん戻ることにしよう。いまの自分ではどうあがいても、担当している科目での部分最適化しかできないんだから。(部分最適化か…。)

* 11月17日(月)

問題解決能力って、どうやって身につけるんだ? 金野は問題解決能力があるのか?

* 11月15日(土)

さいきん久しぶりに、新規にそれなりの大きさのプログラムを書く機会があり、また数人の学生が書いたプログラムをチェックしたり指導したりする機会があった。そこで感じたのが、学生と金野の視野の違い。学生さんは、プログラムの全体像を把握し、その機能を管理する能力が弱い。結果として、説明が非常に下手である。細かいところを延々と説明するわりには、その機能が全体の中でどのような役割を担っているのかが分かっていないようなのだ。

プログラム、あるいは研究プロジェクト全体を見渡す力は、どうやったら訓練できるのだろうか。私はまぁ、規模の小さなプログラムなら全体を見渡すことができるし、卒業研究の指導者として全体方針を立てたり、手順を指導したりしている。私程度の視野を持つためにはどうすればいいのか? 私自身は、現在の能力をどうやって身につけたのか?

いろいろ考えていたのだが、今日、ひとつこれが関係しているかもしれないと思いついたたのが、数学の問題である。数学の難しめの問題に挑戦した経験の差が出ているのではないだろうか。

というのは工学院大学レベルだと、入試に出る問題はさほど難しくない。計算がややこしいとか複雑だということはあるが、解き方が入り組んでいて、答案に長い文章と計算式が並ぶ、というような問題はない。金野はむかし、そういう問題に挑戦していた。(せざるを得ない状況だった。)

たとえば空間図形の問題で、ある図形をある平面で切った切口の形が円であることを証明せよと求められたとする。どう証明するか?

まず知識として、ある図形が円であることを証明するには、それが球と平面との共通部分であることを述べれば良い。だから与えられた図形と平面との共通部分が、ある球と平面との共通部分に等しいことを示そうとする。そのためには、まず与えられた図形を方程式で表す(式(1))。平面の方も同様(式(2))。その上で、その2つの方程式の共通部分「(1)かつ(2)」が球と平面の方程式の共通部分として表されるように、式を変形する。この場合は(1)に(2)を代入するなどして変形し、球の方程式(3)に変形できることを示せば良い。数学の表記を使うと「(1)かつ(2)」⇔「(2)かつ(3)」を示す。

というわけで、方針が立ちやすいし発見的な方法に頼っていないから、易しい問題と言える。しかし手順はそれなりである。方針を決め、図形を方程式で表し、同値変形する。自分が大学入試を目指していたころは、このぐらいのことはすらすらできるように訓練した。もちろん、最初からできたわけではない。問題をうんうんうなって解き、はじめて身に着いたのだ。

思うにこのときの経験が、小規模プロジェクトの全体像を見渡すときに生きているのではないか。つまり、全体としてどういう方針で動くべきかを知り、それにしたがって具体的な手順を組み立て、実行する。そこが数学の大きめの問題を解くときの考え方に似ていると思うのだ。

一方、うちの学生さんたちは上に書いたような規模の問題に挑戦した経験があまりなさそうだ。難しめの問題は、せいぜい微分して極値を求める程度のもの。ある方針にしたがって空間図形の式を同値変形するとか、あるいは空間図形の式を積分して体積を出すとか(どの向きに積分するかを判断する必要あり)、手順を踏む必要がある問題に接していない。この差が出ている可能性がないだろうか。

興味深い問題のように思える。さらに深く考えてみたい。

* 11月9日(日)

2月14日の日記に、つぎのように書いてある。「来年度に意識すべき授業目標は『筋道を立てて考える習慣を身につけよう』にしようかな。」

…できてないな。特に数値計算法の授業は、知識伝授型に片寄っている。まだ工夫の余地があるな。

学生さんには、とりあえず金野と同じ程度のことができるようになってほしい。金野は会社勤めの経験がないから、金野と同程度の能力で会社でやっていけるのかは分からないのだが、それ以上を教えろと言われても対応できない。それにまぁ、こっちはこっちのできる範囲でやるしかないし、もしダメなら馘になるだけのことだろう。だから目標設定は簡単だ。

問題は、金野と同程度の能力はどうやって身につくか、という点だ。実は金野の知識の量は、大したことはない。記憶回路ではなく、思考回路のほうに売りがあるので、そちらをうまく伝授したい。

ところで俺ってどうやって考えてるんだ? 説明できるか? 自分でもよく分かってないじゃないか。

力学の問題をどう考えて解いているかは、いつも説明している。微分や積分も、説明できる。しかし学んでほしいのは個別の問題への対処ではなくて、総論、メタ手法である。はてさてどう考えたものかね。

この件はもう少しよく考えたい。根の深い問題だと感じる。

(24:00追記) 金野が人より優れているところがあるとすれば、それはどこか?

ずいぶん前から、よくこのことを考えるのだが、もしあるとすれば、(1)短期間の集中力(だいぶん衰えたが)、(2)メタ認知化、敷衍する能力、(3)「俺にはできる」という信念、だろうか。

(3)は(1)、(2)を身につけた結果として派生したのだろうから、重要なのは最初の2つだろう。(1)と(2)は、端的には同じ90分の授業を受けたとき、あるいは同じ本を読んだとき、金野が吸収するものが他の人よりも多い、ということだ。これは単に「よく聞いている」とか「丁寧にノートを取る」ということではない。聞いた内容を反芻し、腑に落ちるまで考える。数式が出てきたら、その意味を考え、変形を頭の中で追う。だから授業中に板書の間違いがあれば気づく。

ちなみに(1)は(3)から派生したと考えることもできる。分かると信じているから、聞く。聞いても分からないと思いながら聞けば、当然ながら、集中力が落ちる。英語のヒアリングと同じで、ちょっとでも聞き取れるようになると、そこからの上達は速い。

どれも教えるのは難しいのだが、特に(2)だろうか。メタ知識化された成果ではなくて、知識をメタ知識に昇華させる方法を、学生に伝授するにはどうしたらいいのだろう。自分でもどうやっているのかよく分からない。想像力を駆使していることは間違いないのだが。

* 11月8日(土)

洗濯とか掃除とかした他は、一日寝てました。疲れてるなぁ。

面白いと言っていいのかどうか分からないが、こんな事件があったらしい。

* 11月5日(水)

いまは夜の10時半頃だが、今日はいつにもましてヘロヘロである。脳みそが働いていないのがよく分かる。瞼が重い。明日の授業の準備がぁぁぁぁ。

今週は、月曜日に授業がなかったわりには、忙しいな。明日は1時間目の授業の後、大久保に行って国際フォーラムなるものに参加します。

* 11月3日(月)

ダイエー小久保が、無償で巨人に移籍。…何で?

* 10月31日(金)

外勤の日の方がふだんより時間に余裕がある。何か間違っている…。

今日は抱えているプロジェクトの絡みで、高田馬場にある会社を見学。非常に面白かった。

あー研究したいなー。家でコツコツ勉強しよう。

* 10月29日(水)

今日も怒涛の一日でした。昨晩は午前2時まで授業準備で、寝て起きて、コンビニによって3食分の弁当を買って大学に来て、朝飯を食って授業、昼飯を食って授業、そして晩飯を食っていま仕事中です。ひー。

やっぱ4コマ授業×週2回はきついわ。授業準備もかなり負担だし。このペースがあと2ヶ月続くかと思うと厳しい。

明日の授業が無いのが救いです。明日は八王子校舎は体育祭のため授業無し。金野は新宿で、朝から晩まで修士の中間審査会です。

* 10月24日(金)

昨日は1限の授業が終わったあと、久しぶりに三鷹の海上技術安全研究所に打ち合わせに行きました。新しい実験がはじまっており、なかなか面白そうでした。風邪をひいているのを忘れて、寒いところで実験に魅入ってしまいました。

そのあと家に帰り、夕方6時頃から布団に潜り込んで、爆睡。朝の8時頃までずっと眠っていました。まだ風邪は抜けませんが、おかげでだいぶん楽になったかな。今日一日節制して、今夜もゆっくり眠って、明日には何とか復活したい。

* 10月22日(水)

風邪は昨日よりましになった。でも今日の4コマ授業はきつかった…。

うちの学科(機械工学科)のコース分けの時期なので、学生さんの中には、どっちのコースを選ぼうかと悩んでいる人も多いらしい。もちろん、もう決めて登録票を提出した学生さんもいる。よい機会だからよく考えよう。

日本シリーズはダイエーが2連勝して、雨天順延もあり、今日が第3戦。ただいま延長戦突入中。甲子園は盛り上がっているようです。私は今日も残業です…。

(11:30追記) 阪神がサヨナラ勝ちしました。

ダイエーが2連勝したシリーズというと、2000年に2連勝の後4連敗した巨人とのシリーズがあります。ニュースなどでも取り上げられていますね。そのときの日記を読み返してみると、つぎのように書いてあります。「ダイエーは巨人に2勝1敗とリードしているが、先発投手はみんな崩れている。大丈夫かいな。」

2000年のシリーズは、ダイエーは連勝したものの流れが悪く、その後4連敗しました。今回のシリーズは、第1戦は斉藤が好投、第2戦に杉内が8回まで完封と、先発がよくがんばっています。今日も、先発の和田はゲームをきっちり作りました。だからたぶん4連敗はないでしょう。

これでダイエーから見て2勝1敗。面白くなってきましたね。

* 10月21日(火)

風邪をひいてグロッキー。昨夜はふだんより早く帰り、回復に努めたのだが、それほど好転していない。特に鼻水と、頭がボンヤリするのには閉口する。判断力がかなり鈍っている感じ。

英語の辞書について一言。大学生たるもの、受験用の英単語集を辞書がわりにして大学を乗りきろうとするのは甘い。最低でも中辞典以上の辞書を買いたまえ。それ以下の辞書を使っている学生は、英語の文献は読めないから、卒論でまともな研究ができないと覚悟せよ。「中辞典」と言われて分からないようでは話にならぬ。

もし中学生や高校生でここを読んでいる人がいれば(いないだろうが)、辞書は中高6年間のあいだに2年ずつで買い換えることを薦める。つまり中1、2年のころは、ごく簡単な中学生向けの辞書を使う。中3でスーパーアンカーやライトハウスなどの受験用辞書に買い換える。それで高1までは持つが、高2になる前に中辞典に買い換える。高校入学と同時に中辞典に買い換えたほうがよいかもしれないが、まぁ高2からで間に合う。

大学でスーパーアンカーやライトハウスでは恥ずかしいと心得よ。見ているこっちが恥ずかしい。辞書ぐらいはいいのを買いなさい。

* 10月17日(金)

ここ数日の睡眠不足がたたり、今日は朝10時頃まで眠っていたのに、いまだに眠い。いまはもうすぐ午後8時。

松たか子の「ほんとの気持ち」という曲を聞いたのだが、何の予備知識もなく聞いても、小田和正作詞作曲だと分かるなぁ。あそこまで露骨に小田色を出していいもんなのか? 聞いただけで明らかに小田和正の曲だと分かることは、曲の作者にとってはうれしいことなのかな? …考え方によるだろうな。

昨日、新宿伊勢丹で革靴の修理をしてもらうついでにジャケットやコートを見て歩いた。ひとつとてもきれいなカシミヤのジャケットがあり、手に取って見るとものすごく軽くて柔らかかった。おーほしいーと思ってお値段を見たら、何と35万6千円也。…失礼しました、私ごときに手が出せるような代物じゃござんせん。

今日は午前中に洗濯をしてから午後出勤。

* 10月14日(火)

シンデレラ・コンプレックスという言葉がある。依存欲求、玉の輿願望という意味で、端的にはいつか王子様がやってきて自分を幸せにしてくれると信じている女の子に対して使われるようだ。つまり自己の幸せや自己実現を他人、特に結婚相手にまかせている心理を指す。

学生さんがこれに近い心理になっていると感じることが、たまにある。自己実現を運命まかせにしている、ということだ。たとえばこうだ。自分には眠っている才能があるが、いまの環境ではそれが花開かないし、やる気が起きず無気力である。しかしたとえば卒論で興味を惹かれるテーマに出会ったり、就職してやりがいのある仕事を与えられたりすると、それにのめり込むことができ、毎日が充実して楽しく、また眠っていた才能も発揮されてすばらしい成果を残すことができるに違いない云々、といった具合。

まぁそういうことも、100人にひとりぐらいはあるかもしれませんがね。おそらくそういう受け身の姿勢では、会社を定年(またはリストラ)されるまで、才能とやらは眠ったままでしょうね。「おれには才能があるんだ」「おれは環境に恵まれないだけなんだ」と飲み屋で酔っぱらって愚痴ってる親父と何らかわりがない。

どんな仕事でもつまらない書類作成や雑用は付き物だ。おもしろそうなことだけやって、つまらない仕事はやらないやつに、上司は重要な仕事を任せるだろうか?

仕事って大枠で興味が持てそうな内容なら、それでいいんじゃないのかなぁ。 3年ぐらい下積みをして、そこで一生懸命に仕事をして能力を発揮すれば、自分のやりたいことをやらせてもらえるようになるもんじゃないのか。それすらダメなら、そのとき転職を考えるか、いまの職場にしがみつくか、決断すればいい。

大学の先生には分からない、と思うかな。私は書類上は転職歴3回、いまの職場は給料の出どころとしては4ヶ所目だ。実際には、3回目は2回目に就職して派遣されていた研究所にそのまま採用されたので、机の場所としては3ヶ所目だが。その間、仕事の内容はもちろん大きく変化している。自分は博士課程を修了しており専門分野があるが、その分野に就職したわけではない。やりたいことばかりをやってきたわけではないし、わがままを言って転職してきたわけでもない。

ちょっと脱線したが、ただ待っていたらいつか興味を持てる仕事や才能を発揮できる仕事が湧いて出てくると思うのは、王子様を待つ女の子と何ら変わらないじゃないか。シンデレラ・コンプレックスだね。

* 10月13日(月)

休日だが授業あり。そのため出勤中。

最近よく聞く事件に、米など食物を大量に盗むというのがある。米を数100キロオーダーで盗んだり、今日はなめこが盗まれるという事件があったそうだ。もちろん、日々の食べ物に困った人の犯行ではあるまい。闇で売り捌いて金儲けする目的だろう。何とも情けない事件だ。

もうひとつは、キレる事件。カッとなって殴った、刺したなど。今日は麻酔医が口論の末に相手を麻酔薬の入った注射で刺した事件と、患者が看護師に帰るよう促されてカッとなり、果物ナイフで刺して看護師が重体という事件があったそうだ。どちらも殺人未遂と言っていいだろう。恐ろしい話ですねぇ。

たしかJRだったと思うが、ときに車掌が乗員に殴られるなど暴行を受けることがある。以前は口論になって、カッとなって殴る事件が多かったのだが、最近は口論無しで、先に手が出るそうだ。いきなり殴る。怖い怖い。

授業をするときは防弾チョッキでも着てないとまずいかなぁ。まぁうちの学生さんはそんなことないと思うけど…。大学生は頭がいいから大丈夫とは言えないようだからねぇ。だって麻酔医が刺すんだぜ、医者って頭がいいんじゃないのか?

* 10月4日(土)

10月突入。今年度も半年を経過した。早いものだ。

2日(木)は朝一番の授業の後、卒論生の中間審査会。卒論生たちは発表技術は向上していたな。後は内容。そろそろ成果が出てきている学生もいるが、全般にまだまだ。まぁそれはしかし当然だ、まだ10月なんだから。これからこれから。

その日の夜は飲み会と、映画観賞会。「呪怨」を観た。なかなか怖い映画でしたねぇ。「少林サッカー」も借りてあったようだが、こちらは観られず残念。その後ゲームなどをちょっとやってから、セミナーハウスに宿泊。

今週は卒論の中間審査会のせいで、学生が入れ替わり立ち替わりやってきては PowerPointのスライドを見せるので、その相手で相当な時間を食った。金曜日もお客さんが複数来た。商売繁盛か!? まぁそういうわけで今日の土曜日は午後から出勤です。

* 9月29日(月)

ここ3日ほど、再びよい天気です。暑いほどではないが、暖かい。

最近、女にフラれた男が女を刺すとか、ナンパして無視された男が相手の女子高生を車で轢いたとか、痴話喧嘩というには話が残酷すぎる暴力事件をよく耳にします。昨夜もあったようで、今日のニュースに出ています。女に振られるたびに暴力沙汰を起こしていたら、おれなんかもうとっくに死刑だな。

本題からそれるが、だいたい車に乗ってナンパって成功するのか? 知らない男の車に乗るのは、知らない男と食事に行くより怖くないか? まぁ暴力を振るうのはどういう場合でも許されないが…。

先週は日記を一度も書きませんでしたが、授業やその準備で忙殺されていました。またしても書類がたまっています。いかんいかん。しかし今日も授業で大変です。

(20:20追記) 5限の演習のとき、「金野先生、東大ですよね!?」と学生さんに聞かれた。あら知ってたの。やっぱ興味あるのかな。

* 9月21日(日)

昨日、今日と雨降りで、突然に涼しくなりました。何でも台風が近づいているんだそうです。土曜日には昼ごろ地震もあったし。

昨日は買い物と散髪。今日は買い物とお仕事。冬のジャケットと、セーター数点を買いました。

* 9月19日(金)

授業の準備に勤んだ。…のはいいんだが、たまってる書類がぁぁぁぁ。

* 9月18日(木)

今年から、水曜日に授業を4コマ持っています。昨日はじめてやってみましたが、きついっす。木曜日は1コマ。

今年の後期は、授業以外には何もできそうにないな…。

* 9月16日(火)

授業開始。金野の担当科目は明日から。今日はその準備など。

後期は担当するコマ数が多い。大変だぞ…。

* 9月12日(金)

新宿で授業の打ち合わせ。その前後に学生の指導。その後に新装開店した伊勢丹メンズ館で(ウィンドウ)ショッピング。

学生さんの指導はまだ終わりません。いまは21時半を回ったところですが、まだ新宿校舎にいます。そろそろ帰りたいなぁ…。

* 9月11日(木)

なぜか9月に入って、8月よりも暑い日が続いている。どうなっちゃったんでしょう。来週からは授業が始まっちゃうっていうのに…。

今日は卒論ミーティングをしたほか、授業の準備や、書類作成など。

* 9月5日(金)

ウィルスメールはまだ来ているが、昨晩からめっきり減った。ここに書いたのを読んだのかな? (まさか!)

67歳の男性が、「会社をリストラされ、将来を悲観して心中しようと思った」と70歳の妻を殺し、逮捕されたそうだ。えらく高齢なので、驚いている。67歳で、まだ会社から給料をもらわないと生活できないというのは、どういう状況なのだろうか。妻が病気で医療費がかかるとか、大きな借金を抱えているなどの事情があったのだろうか。

自分が67歳になったころには、年金生活に入っていたいものだなぁ。

* 9月4日(木)

学生時代に使っていたメールアドレスが、まだ有効なのだが、そのアドレス宛に毎日たくさんのウィルスメールが来ている。本当に頻繁で、どんなに少なく見積もっても1時間に2、3通は来ている。ひどいもんだ。いまのアドレスではなく昔のアドレスのほうにたくさん来るのはちょいと不思議だが、理由はよく分からない。もちろん狙い撃ちされているわけではなく、自動的に送られているのだろう。

個人レベルではウィルス対策を施しており、PCがやられるなどの被害を受けたわけではないのだが、とにかく「うざい」。旧アドレス宛のメールは、いまはすべて無条件に捨てている。困ったもんだ。

昨日は珍しく外回り。その後、表参道まで靴を買いに行った。久しぶりにえらく暑くなったので汗だくになった。ネクタイまで汗が染みるとは…。ネクタイを締めて暑い中を外回りすることが、これまで無かった。営業職のサラリーマンは、人によっては毎日のように、こういう仕事をしているのかぁ。えらいなぁ。

それにしても靴のサイズというのは微妙なものらしい。ラスト(靴型)が異なる、同じサイズの靴を3つ履かせてもらったが、どれも足にあたる感覚が違った。きちんとフィッティングして買わないといけないなぁ。

今日は新宿勤務だが、午前中で会議が終わったので午後は学生さんの対応のみ。ちょっと暇。

* 9月1日(月)

9月!! 夏はどこへ行ったの!?

夏ばてというわけではないと思うのだが、先週までのバタバタした日々を過ぎて、ちょっと中だるみ気味。仕事が進まない。ネジ巻かんと。

* 8月30日(土)

26日(火)から28日(木)まで、京都に出張。同志社大学で開催された、機械学会の講習会を受講するため。なかなか充実していました。京都の観光名所などをまわる暇は、まったくありませんでしたが…。

昨日の29日は午前中だけ来て、書類の整理などに勤みました。午後は外出。とてもいい天気でした。

今日の土曜日は、昨日の分、午後から出勤しましたが、どうも脳みそが働かず、仕事があまり進みません。いかんいかん。

* 8月25日(月)

最近怖かったことその1: 先週1週間で、ウィルスメールが300通以上来た。何で!?

最近怖かったことその2: 昨夜家に帰る途中で、前を走っていた原チャリが脇道に入るため減速したのに気づくのが遅れ、追突しかけた。ブレーキをべた踏みして何とか止まった。危なかった…。デミオ君のブレーキとタイヤのおかげです、ありがとう。

* 8月24日(日)

先週末から今週まではバタバタと過ごしました。まず先週末の16日が、修士の中間審査会と、その後の流し素麺会。あいにくの雨でしたが、なかなか楽しかった。修士の発表は卒論よりは安定していますね。

その次の日曜日に大慌てで準備をして、18日の月曜から金曜までは神戸に出張。現在抱えているプロジェクトで組んでいるプログラムの見直しを行いました。かなりあちこちにバグや機能不足が見つかりましたが、出張期間中にほぼすべて修正し、やっとまともに動き始めました。内容の濃い5日間だったと思います。

で、この土日は理科教室。理科教室は夏休みの子供たちに大学に来てもらい、大学の研究に触れてもらいつつ、夏の自由研究のお手伝いをする(?)というもの。昨日は50人ぐらい、今日は100人ぐらいの子供たちの相手をしました。

金野の担当は、前回と同じく「折り紙飛行機」。けっこう楽しいんです、これ。大人がはまっていきます。それと、これは今回感じたことですが、紙飛行機の折り方には子供の性格が出ますねぇ。うまく折れないとすぐふてくされる子供、おおざっぱに折る子供、せっかちな子供、逆にものすごく丁寧に、時間をすごく書けて折る子供などです。兄弟でも違いが出ます。

この手の工作は、やはり丁寧に時間をかけて作るといいものができるんです。長い時間をかけて、紙の端をきっちりとそろえながらピシッ、ピシッと折った子供がいましたが、その子の飛行機は実にきれいに、真っ直ぐに、長い距離を飛びました。子供もとても満足していました。つまらない結論ですが、やっぱり工作は丁寧にやるべきですねぇ。

ああそうもうひとつ。東北高校が夏の甲子園で準優勝しました。残念ながら優勝はできませんでしたが、よくがんばりました。東北地方の高校は、これまではあまり強くなかったので、ちょっとうれしい。多くの競技の中から、野球ばかりが大きく取り上げられる風潮には賛成できませんが、まぁそれは今回は言わないことにしましょう。

来週も、また出張があります。急に忙しくなりました。

* 8月14日(木)

まとまった雨。

* 8月13日(水)

金曜日から実家に帰り、日曜日には法事があった。月、火と小旅行をして、火曜の夜に東京に帰ってきた。

今日はトラブル続きの一日だった。まず、週末から流行りはじめたウィルスが工学院大にもやってきたらしく、あちこちで被害発生。私のパソコンは何とか無事だったが、学生のパソコンなどはたいへんだったらしい。

その後は順調に見えたのだが、夕方に秘書さんが負傷。学生さんをナビにして病院まで車を走らせた。大きな怪我ではなかったようで一安心。でも痛そうだったなぁ、かわいそう。こればっかりは代わってあげられない。

雑事をこなしていたら仕事をしてない気が…。あ、明日がんばります。

* 8月7日(木)

梅雨が開けてから毎日蒸し暑い。火曜日は新宿勤務のち飲み会だったが、夕方から「大気の状態が不安定」になり、大雨。飲み屋近くまでは新宿の地下街を通っていけたのでそれほど被害を受けなかったが、まぁそれにしても、夏らしい天候というわけ。

今日は本当は行方不明になるはずだったのだが、仕事が終わらず職場にいます。あーぁ。

* 8月1日(金)

今日から8月。と思ったらやっと暑くなりはじめた。

ダイエーがオリックス相手に、またやったらしい。3回まで毎回打者一巡(!)の猛攻で、29対1でオリックスを下した。オリックス先発のマック鈴木は、アウトをひとつも取れなかったらしい。打席結果を見ると分かりますが、すごいことになっています。

先日の吉井といい、今日のマック鈴木といい、大リーグから引き抜いてきた先発投手陣がゲームをズタボロに壊しているなぁ。個人的には応援してたんだけどなぁ。がっかり。

* 7月28日(月)

最近すっかり洗濯好きになって、今朝も洗濯に勤んでいる。以前はどんな洗濯物でもぜんぶ洗濯機に放り込んで、同じ洗剤、同じ設定で洗っていたが、最近は手持ちの洗剤も3種類に増え、白物はこれ、柄物はこれと使い分けるようになった。必然的に洗濯の回数も増えた。

分けているのは主に白いシャツ。これは蛍光増白剤が入った洗剤(新聞屋にもらった「アタック」)で洗っている。それ以外は蛍光増白剤の入らないもので洗う。(5月12日の日記参照) この他にコットンのニットを洗うための洗剤があって、たまに使う。

5月以来、このパターンを続けていたが、さいきん例外ができた。「蛍光増白剤の入らない洗剤で洗ってください」と書いてある、白いシャツを買ったのだ。それに生成りに近い白(オフホワイト)のシャツで、繊維の光沢がとてもきれいなので、これを蛍光増白剤で染めたくはない。

というわけで、柄物といっしょに洗う白いシャツができた。このシャツは気に入っているのでもう少し増やしたいから、柄物とも分けてこのシャツだけで洗うようになるかもしれない。ますます洗濯にはまっていきそうだ。

* 7月27日(日)

金曜日は卒論生の中間審査会で、その後(雨の中で)バーベキュー。金野は前の日の飲み会のせいで宿酔いで、その日はジュースだけ飲んでいましたが、楽しく過ごせました。発表のほうもまぁまぁかな。

今日はダイエーがオリックス相手に、32安打を打って26得点を挙げたそうだ。それぞれプロ野球新記録およびパリーグ新記録。Yahooの打席結果を見ると、オリックスの投手が打たれまくってるのが分かる。かわいそうだが、それにしても26対7なんて、プロ野球の点数じゃないよ。 (甲子園での高校野球の記録が、たしかこれに近かったな。)

ちなみに阪神は、順調にマジックを減らしております。

「モーニング娘。」のなっちこと安部なつみが,来年そうそうにグループを卒業だそうな。最近の「娘。」のことはよく知らないのだが、以前はたまに ASAYANを見ていた。なっちは結成当時からのメンバーなのでよく覚えている。

ついになっちもいなくなりますか。新しいメンバーはほとんどまったく知らないし、もう知らないグループだなぁ。(名前が近い「紺野あさ美」は知っています。)

* 7月20日(日)

朝日新聞の1面トップにJABEEの記事が載っていて驚いた。6面には認定プログラム一覧があり、その上から2行目が工学院大学(国際基礎工学科)。

われわれもJABEEに絡んでいるわけですが、1面トップで扱われるとは思っていませんでした。「土井党首会見、辞任否定」の記事よりも扱いが大きかったわけですからね。これで社会的に認知されるとよいのですが。

九州では集中豪雨で大きな被害が出たそうです。梅雨がなかなか開けないと思っていたら、ひどいことになってしまいました。明日は東京も雨降りの予報です。

* 7月18日(金)

4人の女の子が4日間監禁され、昨日発見されるという事件がありました。4歳児が中学生に殺されるという事件があったり、さいきん、低年齢の子供が関係する事件が立て続けに起こっていますね。

私は大人の男性ですから、怖い目にあう確率はとても低いと思いますが、女性や子供にとっては物騒な世の中になりましたねぇ。特に小さい子供は、ひとりで遊ばせておくのが不安になりますね。子供の教育上は、外に出て遊んでいる方がいいんだと思うんですが…。子供を遊ばせるのにも、リスクとリターンとの兼ね合いを考える時代なんでしょうか。

* 7月12日(土)

昨日のアサヒ・コムの記事ですが、今日見てみると、まともな文章に差し換えられていました。

* 7月11日(金)

アサヒ・コムにびっくりする記事が載った。曰く「『親は市中引き回しで打ち首に』鴻池防災担当相」。

最近の、12歳の中学生が子供を殺した事件を引いて、親の責任を問うたわけだが、この時代に連座制だと?? 死刑自体の是非が問われている時代に、連座制で親を「市中引き回しで打ち首」とは何と愚かな発言だろうか。中国でやっているように、公開処刑をしろというのか。 冗談じゃない。人権侵害どころの話ではない。愚か者の暴言だ。

首相はこの馬鹿を馘首すべきである。

同じく今日のアサヒ・コムの記事より:

張・新本因坊は台北生まれ。10歳のとき来日し、林海峰名誉天元門下。14歳でプロ入りし、01年の本因坊戦で王銘エン王座に張本因坊を加え、同時期のタイトル保持者が初めて3人となった。

…最後の文章ですが、どういう意味ですか? 私には理解できません。

* 7月10日(木)

授業期間が終わって、金野は明らかにだれています。ちょっとがんばらないと…。やるべきことはいくつかあるんですけどねぇ。

作成中だが完成していないプログラムがひとつ、組まなければならないプログラムがひとつ、作った方がいいかなぁと思っているプログラムがひとつ。ひとつめが最重要。あぁたいへん。

* 7月8日(火)

昨日の日記にも書きましたが、今日も雨模様の涼しい天気で、春先の服装で出勤しました。半袖の出番がありません。

阪神が勝ちまくって、ついにマジック49が点灯しました。まだ7月はじめなのにねぇ。巨人など2位以下のチームは「まだあきらめない」と言っているそうですが…。

ちなみに阪神と2位・巨人とのゲーム差は、現時点で15。パ・リーグの1位・ダイエーと5位・ロッテとのゲーム差は14。ロッテにもまだ逆転優勝の目があるのか??

話はかわりますが、最近、朝日新聞やアサヒ・コムで読む記事の、文章の質が悪いように感じます。スポーツ記事などで顕著です。たとえば次の如し。

「巨人は打線が好投の久保を援護できず。」(打線が好投したんかい?)
「五輪直前は合宿地をイタリア・パルマに決定した。」(主語は「五輪直前」か?)

それぞれ「巨人は好投の久保を打線が援護できず。」「五輪直前の合宿地をイタリア・パルマに決定した。」と書くべきではないかな。私が書く日本語が特段優れているわけではありませんが、天下の朝日新聞に載る記事は質の高い文章であってほしいね。大学受験の入試問題に出ましたなどと宣伝しているんだからさ、しっかりしてほしい。

* 7月7日(月)

講義をする授業は、今日ですべて終了。明日の授業(実験)は実際の実験や講義はなく、レポートを受け取りチェックするのみ。楽になった。

そういえば結局半袖のシャツは出番がほとんどなかったな。今日も午前中は雨降りの涼しい天候で、長袖シャツにジャケットを羽織って出勤した。もう授業期間も終わるので、試験や会議はあるものの、ネクタイを絞めて人前に出る機会はめっきり減る。

とすると半袖シャツの出番は、ほとんど無いということか。買い足そうかと考えていたが、手持ちのシャツで間に合いそうだな。よしよし。

* 7月5日(土)

明るい茶のローファーをYahoo!オークションで購入(落札?)したが、数字上は自分の足にピッタリのはずだったのに、はじめて履いたときにはえらくきつかったので閉口していた。シューツリーをはめたまま1ヶ月ほど放っておいて、今日久しぶりに履いてみたら、甲の部分が多少きついもののそれ以外は問題なく、快適に履けるようになっていたのでびっくり。

前に履いたとき(6月7日のホームカミングのとき)は靴づれで踵の皮が剥けるほどだったのに、1ヶ月でずいぶんと変わったなぁ。シューツリーは新宿伊勢丹で、靴売場のお兄さんに「この靴に合うやつくれ」と言って探してもらったものだが、大正解。伊勢丹のお兄さんありがとう。

ちなみに伊勢丹の靴売場では、シューツリーや靴の中敷きを買いましたが、靴そのものはまだ買ったことがありません(^^;;)。

* 7月4日(金)

今週は新宿校舎に2回行ったが、2回目(水曜日)は時間に余裕があったので、夏のバーゲンを目当てに新宿伊勢丹に赴いた。ほしかった麻のジャケットをはじめ、数点購入。

もうすぐ授業が終わります。学生さんにとってもそうでしょうが、教員にとっても、授業期間が終わるとほっとします。

* 7月1日(火)

キャサリン・ヘップバーン死去。ヘンリー・フォンダと共演した「黄昏」(On golden pond)への出演が印象深い。享年96歳で、老衰とか。合掌。

今日から7月。

* 6月25日(水)

ひとつ歳をとりました。

金野は松浦亜弥と誕生日が同じらしい。(ただし年齢は倍)

* 6月24日(火)

手書きのレポートでかな漢字変換の間違いがあるってどういうことよ…。

* 6月23日(月)

阪神が2位の巨人相手に2連勝し、ゲーム差11。さすがに決まりだろう。土曜日の試合はすごかったよ。つるべ打ちで、8回だけで10点取っていた。

阪神が優勝するとして、MVPはだれになるんだろう? いっぱい候補がいる気がする。

今日は朝から雨。

* 6月21日(土)

阪神すげー。

* 6月18日(水)

昨日のダイエー対オリックス戦は、すごかったらしい。21対11だぁ?? 7回表だけでホームランが4本、そのうち3ランが2本もあるし。盛岡県営球場は派手な花火に盛り上がったに違いない。

* 6月17日(火)

今日見つけたちょっといい言葉

「『目的』という言葉はいつでも付いて回るのです。」

(将棋の佐藤秀司六段が、 日本将棋連盟の「子供スクール日記 2003年6月号」に書いた言葉より)

* 6月14日(土)

父母懇談会(東京支部)に参加。その後、懸案だった雨の日用の靴を買う。

* 6月13日(金)

グレゴリー・ペック死去。「ローマの休日」をはじめいろいろな作品に出演しているが、個人的には「大いなる西部」の印象が強い。合掌。

* 6月11日(水)

朝方は晴れていたが、曇りはじめた。今日は一日雨の予報だったので、朝晴れていたときはどうしちゃったんだろうといぶかったが、やっぱり降り始めるのかなぁ。

* 6月10日(火)

7日(土)はホームカミングで、修士の発表会。ちょっと物足りなかった感じ。修士のふだんの打ち合わせは火曜日で、その日は金野は新宿勤務なので、修士の進み具合をさっぱり知らない。もっといろいろ聞きたかった。

8日(日)は午後から大学に来て、月曜の授業の準備をしたあと、ひたすらプログラミング。「大学発ベンチャー」プロジェクトのプログラムで、金曜日からはじめた構造定義ファイルの解釈部分をさらに作り込んで、ほぼ完成させた。あとはパラメタ定義の解釈部分を作る。今月中に形にしたい。

9日(月)と、今日10日(火)も、授業の後や合間にプログラミングの続きをやった。プログラミングはさほど苦ではない。むしろ楽しい。

月曜日には、加えて、イースターカクタスの植え替えもしたんだった。今年は花が咲かなかったなぁ。来年は元気に育てよう。

明日は雨らしい。

* 6月6日(金)

中東和平のプロセスが動き始めたそうです。パレスチナの独立国家承認や、エルサレムの共有などが報道されていました。イスラエルとパレスチナは、私が生まれたころにはもうドンパチやっていた場所です。和平と抗争との間で何度も揺れたのも、報道を通じて見てきました。やっと一歩前進したかと思うと、感慨深いものがあります。もう揺り返しは来ないでほしい。

阪神が絶好調です。伊良部で勝って貯金が21、2位とのゲーム差は9。その2位の巨人は中継ぎ投手が打たれてサヨナラ負けをしていました。貯金やゲーム差がある上にムードもだいぶん違いますねぇ。こりゃ、今年は阪神で決まりかな。

昨日は企業との打ち合わせがあった関係で、卒論打ち合わせが4時からになりました。そこからあーだこーだと指導をしはじめ(難癖をつけはじめ??)、結局終わったのは夜の10時。皆さんご苦労様でした。

* 6月2日(月)

昨日の父母懇談会(宇都宮)でいただいた、宇都宮名物の餃子を、今日のお昼にいただきました。飯田先生と永尾さんにもおすそわけ。うまかったっす。

きょうは良い天気でした。

* 6月1日(日)

父母懇談会で宇都宮へ。昨日の雨も上がり、まずまずのお天気。会も盛況で、良かったのではないかな。面談も行いましたが、詳細はプライバシーに関わりますので割愛します。

実は今朝は、父母懇談会に向かう前に大急ぎで大学に行き、流れ学のノートなどを持って帰ってきました。明日の授業の計画を練るため。話す内容はだいたい固まっていて、講義計画もほぼできているのですが、それをちゃんとノートに作っておかないと、言い忘れがあったりして、うまくいかない。まだまだ修行です。

先週末の金曜日は久しぶりに前の職場(海上技術安全研究所)に赴いて、実験に参加させてもらってきました。なかなか懐かしかった。次の金曜日にも、卒論生をつれていくつもりです。

6月ですねぇ。

* 5月26日(月)

先週末に、2年生が研究室に見学に来ました。研究内容をおおよそ説明して、学生の居室や実験室、実験装置などを見せました。いろいろ質問したりして、なかなか熱心でした。

まだ2年生なのに、えらいですねぇ。まぁもちろん、3年次のコース分けやその後の研究室選択に関わるわけですから、いまから研究室の様子を知っておくことはいいことです。他の学生さんもぜひ見学に来てください。

* 5月21日(水)

羽生、名人復位

先週に風邪をひいて、今週の月曜日ぐらいまでかなり苦しみました。いまはほぼ直りましたが、まだパーフェクトじゃぁ無いですねぇ。なのに今週はいろいろと忙しくバタバタするので、困っています。

今日はいい天気で、ほかほかです。

* 5月15日(木)

ためらうことを難しい言葉で「逡巡する」といいます。恥ずかしながらつい今日まで、これを「しゅうじゅんする」と読んでいました。正しくは「しゅんじゅんする」です。ふつーそー読むだろー。何でしゅうじゅんになったんだろう。

実はかなり頻繁に使ってきた言葉だったりします。穴があったら入りたいっす。

* 5月13日(火)

土日の合宿で、喉をまたつぶしました。それを昨日の授業でさらに悪化させ、昨夜は声が全然出ませんでした。いやはや。

今日は多少回復しましたが、まだまだ声がかすれます。声が出ないのは授業を行うものとして甚だ不利で、学生さんにも迷惑をかけそうなのですが、たまたま今日は担当授業が抜け番で、レポートの審査だけを行うので、大声を出す必要はなさそうです。不幸中の幸いといったところでしょうか。

風邪が抜けきっていないのかも。気をつけよう。

* 5月12日(月)

10日、11日は研究室の富士吉田合宿でした。なかなか楽しく過ごせました。そのうち流体研のウェブページに載るはずですので、お楽しみに。

合宿から帰ってきたあとで、生協で売っている合成洗剤を買いました。蛍光増白剤が入っていないものです。さっそく色物を洗ってみましたが、洗い上りを見てみると、色が多少鮮やかになったような気がします。白っぽかったのが原色に近づいたような。詳しく比較していないので分かりませんが、しばらくは色物はこっちの洗剤で洗っていこうと思います。

白い衣類は、どうしよう…。とりあえず、いままで使っていた洗剤がまだ残っているので、それが無くなるまではそれを白物洗い用に使うことにします。

* 5月6日(火)

だいぶん暖かくなってきたので、昨年から育てているカスピ海ヨーグルトの発酵が早くなってきました。冬の間は発酵するのにほぼ丸1日かかったのですが、いまは半日でいい感じに発酵します。おかげで朝晩2回食べてもローテーションがとぎれません。今日は立夏だそうですが、うーむ、季節の移り変わりを感じますねぇ。

昨日までの三連休は、雑事を片付けつつ、本を読みつつ、思索に耽りつつ、ゴロゴロしていました。一部の古本を古本屋に持っていき、押し入れの中を整理し、洗濯しました。それと、もうずいぶん前から整理せずに、段ボール箱にいれたまま放っておかれていた雑貨や書類を分類し、片付けました。いままで整理がつかないひどい部屋でしたが、これで多少はましになったのではないでしょうか。もうちょっとものを減らして、もうちょっと飾り付けたいところですが、まぁ一歩一歩やりましょう。

それと昨日、合成洗剤と洗濯石鹸との違いや環境への影響について、あちこちのウェブサイトを見て回って調べました。結論を言うと、どうもよくワカラン。石鹸推進派も合成洗剤派もそれぞれがいろんな主張をしていて、説得力のあるものもあれば、一見正しそうで実は眉唾なものもありました。

とりあえず「下水道と下水処理がしっかりしているところなら、合成洗剤がベター」という説を信じることにして、金野は合成洗剤を使い続けることにします。実は以前は粉石鹸を使っていたのですが、この説を聞いてから変えたのです。この説にも弱点や曖昧な点があって、よく分からないのですが、それはほかの説も同様ですから、しょうがない。すべてに完璧な解など無かろ。

それはいいのですがむしろ気になったのが、合成洗剤に配合される「蛍光増白剤」です。これのことを良く言っているサイトはほぼ皆無。洗剤メーカーなどのサイトですら、せいぜい「害はないはず」程度の扱いで、甚だ怪しい。

その分解されづらい化学構造や、環境ホルモンとして働く可能性を無視しても、そもそも蛍光増白剤の仕組みが気に入らない。これは要するに染料で、繊維を青白く染める働きをする。詳しくはユニクロ大事典を参照されたい。

金野も、洗濯物が青白っぽく仕上がると「きれいになった」と思い、黄色っぽく仕上がると「黄ばんだ」と思いこんでいたが、どうもそれは思い込みらしい。繊維本来の白は、青白い白ではなくて、黄色っぽい白のようだ。それを、蛍光増白剤をまぶして青白く見せることで、より白くなった気にさせているだけらしい。どうもだまされた気がしてならない。

ついでに付け加えると、粉石鹸は蛍光増白剤を落としやすいそうだ。だから粉石鹸で洗うと黄ばんだ感じがするし、蛍光増白剤入りの合成洗剤で洗うときれいになった気がするというわけ。…なんだかなぁ。やっぱだまされてないか?

洗剤、蛍光増白剤、そして柔軟剤についてはもう少し研究したい。

(5/7 0:00追記) 先ほど、やっと家にたどり着きました。 2部の機械実験のレポート締切が今日だったので、学生さんに引っ張られました。火曜日はこれから隔週でこんな感じです。

あーもう、やる気があって、いろいろ考えていて、でもそれがトンチンカンだったり空振りだったりする学生さんだったら、遅くまでつき合ってあげる気にもなるのですが、ぜーんぜん頭を使っていないで、ただ参考書を写しただけのやつ。どうしてくれようか。不合格でいいかな。

もし参考書を写したい学生さんがいたら、山寺にでもこもって写経をしていてください。わざわざ実験させたのに、その結果を全く考察せずに参考書を写してきて、それで単位が取れると思っている人は、考えを改めるべきです。猛省を期待します。

(本当はもっと過激な内容が書いてあったのですが、学生さんに配慮して自粛します。)

* 4月30日(水)

つぶれていた声は、ほぼ元通りになりました。明日の授業も、何とか乗りきれそうです。

4月が過ぎようとしています。

* 4月29日(火)

で、大量破壊兵器ってあったの?

で、オサマ・ビン・ラディンっていたの?

証拠ないじゃん。嘘つき。

* 4月28日(月)

風邪気味で喉ががらがらなのに、授業で90分みっちりしゃべり続けたら、喉をつぶしてしまった。声が全然出ない。

明日の授業がなくて良かった。木曜日までは授業でしゃべる必要がない。それまでには直ってほしいものだ。

ちなみに、熱は出ていないし、気分も悪くない。昨日は鼻に来ていましたが、今日は鼻水も止まっています。喉だけなんだよねぇ。はやく直ってほしいなぁ。

* 4月27日(日)

微分係数が0なら、進歩しているとは言わない。マイナスだったら言わずもがなだ。

ではプラスだったらいいのか。微分係数が10のマイナス2乗とか、3乗とかでも、ちょっとでも進歩し続けていればいいのか。最近、そういう生活になっていないか。いやそれ以前に、本当に進歩していると言えるか?

長いあいだ取り組んできた研究テーマがあったが、続けることができず、離れた。去年から新しいテーマを立てようとして、焦っている自分がいる。勉強不足が身にしみる。努力が足りない気がする。うーむ。…がんばろう。

* 4月26日(土)

知人の結婚パーティーに出たため、研究室の雑誌会とプレゼンテーション講座には出ませんでした。関係者のみなさま、失礼しました。

結婚したのは大学の後輩。金野が助手に採用された年度の卒論生だったはずだ。礼儀正しく正義感のあるまじめなやつだが、「研究」はまだ分かっていなかったので、研究室で先生やわれわれにかなりみっちりねっちり鍛えられた(いじめられた!?)と記憶している。いまは他の研究室で博士課程にいるそうだ。

結婚おめでとう。奥さんは知らない人ですが、活発そうな知的美人でした。きれいでよく通る声が印象的でした。

* 4月20日(日)

「流れ学Iおよび演習」のために、しばらくは日曜出勤が続きそうだ。昨年度も演習のみ担当していたが、今年度は講義も担当し、また演習問題も作っている。去年は水野先生と飯田先生のおかげで、楽をさせてもらっていたんだなぁ。

八王子市議会議員選挙が告示されたようで、街宣車が町を走っている。都知事選挙の時はえらく静かだったので対照的。

昨日は恵比寿まで行って「パーソナルカラー診断」を受けてきた。似合う色や似合わない色が分かるというもの。金野のカラーシーズンは夏で、水彩調の白っぽい色が似合うが、くすんだ色は似合わないそうだ。うーむ、渋い中年を目指すのはあきらめた方がいいかも。

何でカラー診断を受けたかというと、まぁ要するに投資効果を上げるため。服を買うときに、どんなのを買ったらいいのか、自分に似合うのか似合わないのかがまったく分からないので、根拠を得たかった。似合わない服に高い金を払うのはもったいないからね。

これで、服やネクタイを選ぶときの方針が決まりました。感覚に頼らずに、一定の方針にしたがって決められるのはありがたい。理系なんで、理屈から入るのは苦ではありません。

ちなみに、いまかけている眼鏡は各方面で不評だったのですが、カラー診断的にも相性最悪だそうです。高かったのに…。まぁしょうがない。こんど買い換えようと思います。

* 4月15日(火)

桜もさすがにかなり散った。今日は雨模様だから、もっと散るんだろう。

今日から火曜日は新宿勤務。

* 4月13日(日)

桜がきれいに散りはじめた。今日は午前中まではいい天気だったので、桜の花びらがはらはらと風に舞い、道がきれいに桜色に染まり、春ならではの風情。きれいですなぁ。

桜の花の色は、咲き始めと散り際で変わるようだ。咲き始めのころは白みが強く、日の光に輝く。今日あたりは赤みがかった「桜色」になっている。どちらもとてもきれいで、印象的。どちらかというと白っぽく輝いているほうが好きかな。

* 4月8日(火)

昨日と一昨日はとてもいい天気で、八王子は桜が満開。輝くばかりに美しく、実に見事で、見惚れるようだ。わずかに散りはじめた今日は、午後から雨の予報。ちょっと残念。

* 4月6日(日)

Brioniというイタリアの服飾メーカーがあります。ジェームズ・ボンドのスーツをはじめてイギリス以外の国から供給したので有名な、高級服専門店です。

夏のジャケットがほしいので、まずは研究だと新宿伊勢丹に行き、Brioniのジャケットを見てきました。値段を見たとき、はじめは「あれ、意外と安い」と思ったのですが、大間違いでした。ゼロが一個多かった。ジャケット1着37万円也。

私は違いの分からない男なので、その価値が分かりませんでした。もっと精進します。ただ、まぁ、うーん、…きっと一生縁がないんだろうなぁ…。

この他、10万円以上する靴やコート、2万円以上するネクタイを見て、触ってきました。買ったのは普通のチノパンとサマーセーターだけでしたが。

* 4月2日(水)

「あなたは『流行感度』が限りなくゼロに近い人です」と判定されてしまいました。アサヒ・コムの「本のソムリエ」。「流行に鈍感というより、あえて流行を無視して、自分だけの価値を見いだす「マイブーム」的なものを大切にするタイプだと思われます。」だそうです。まぁ何とかフォローしてありますが、それでも感度ゼロと言われると悲しいですねぇ。

ただ、流行に流されたくない、自分だけの価値を大事にしたいという意識はあります。ファッションよりも、トラディショナルとか、クラシックと言われるものの方に重きを置いていますね。「いまこれが流行っている」と言われると、「じゃぁ買うのをやめよう」と思うし。以前からそうでしたが、最近はさらにその傾向を強くしています。(だから女にモテないのかな?)

* 4月1日(火)

今日はエイプリルフールなので、何を書いても許されますよね。

学生諸君へ: 「死ぬほど鍛えてやるから覚悟しとけ」

さてどのぐらいが冗談で、どのぐらいがマジなんでしょう…?

ちなみに「Gnomeさかな君」も今日はエイプリルフールモードのようです。

今日は入学式でした。三浦新学長の最初のお話を聞きたかったので、式に参加しました。なかなかよいお話でした。その後ガイダンスなどがありましたが午後には時間ができたので、歯医者に行って健康診断を受け、また歯石を取ってもらいました。(自己負担が増えた直後に医者にかかるなんて、馬鹿ですねぇ。)

* 3月31日(月)

今日で3月も終わり、つまり2002年度も終わりである。明日から新しい1年生たちがやってくる。

昨年の今日は引っ越しをしていた。調布から八王子に引っ越してきて、4月1日の朝いちばんに転入届を役所の窓口に出し、その足で大学に来て、入学式に臨んだのだった。あれから1年が経ったかと思うと、早かったような、長かったような。

* 3月27日(木)

行方不明になるはずだったのに、何だかんだで昨日今日と結局大学来てるし。明日も来そう。

* 3月26日(水)

たまには文化的なイベントにも行ってみようということで、昨日は渋谷に舞台を観に行った。大竹しのぶと鈴木杏の「奇跡の人」。いやぁおもしろかったし、感動ものでした。いっぱい笑って、最後はボロボロ泣きました。

鈴木杏(ヘレン)はとっても可愛い女の子のはずなのですが、何せ役柄が役柄だし、ウォーとかウァーとかしか言わないものだから、かわいいんだか何なんだかよく分からなかった。でも熱演でした。最後の見せ場(「ウォーター」)もとてもよかった。大竹しのぶ(サリバン)は、…いやぁやっぱすごいっす。素人目に見たかぎりでは実にうまい。おもしろいし、迫力はあるし。鈴木杏よりも背が低いことに、最後の舞台挨拶まで気づかなかった。

渋谷コクーンの中二階左側の席から、斜め下に見下ろすように観劇したのですが、どうなんでしょう。舞台にわりと近いし、全体が見渡せるし、たまたま今回の舞台はセットが二階建てだったので、いい席だったように思います。でもやっぱり、S席で正面からも観てみたいなぁ。

すぐとなりが子供二人の親子連れだったのですが、はじめは母親とヒソヒソ話をしていた注意力散漫な子供たちが、ヘレンとサリバンが出てくるいいシーンになるとどんどん集中していって口数が少なくなるのがおもしろかった。子供のころから本物の商業演劇を観につれてきてもらえるなんて、幸せですよねぇ。うらやましい。

高いお金を払って、わざわざ出かけてきて舞台を観る人たちは、舞台が好きな人たちですから、みんなで舞台に集中するし、おもしろいところではみんなで笑うし、悲しいところではみんなで泣きます。その一体感もいいんですよねぇ。映画でも、東京国際映画祭に行ったときには同じような一体感を感じました。通常の上映ではなかなかそういうことはない。映画祭には映画好きの人たちだけが集まるからなのでしょう。

なに、「奇跡の人」を知らない!? いますぐ観に行きなさい。立ち見も可能です。(3,000円だったかな。)

* 3月23日(日)

後期の授業がはじまった昨年の9月から、海外出張に出ていた先週の日曜日までは、バタバタと忙しく立ち回る日々だった。土日もどちらか一方は大学に来ていたし、平日も遅くまで仕事をしていた。(と言っても世のモーレツサラリーマンに比べればましだと思いますが。)

今週…いやもう先週か…は火曜日に予算消化のためバタバタしたが、それもまぁ大したことはなく済んだ。そうしたらその後はえらく暇になった。むしろ退屈なほどである。金野はPalm m100という安いPDAを持っていて、これの「やることリスト」を利用しているが、3月18日までという項目がいくつかあって、これを片付けたら急に項目が減った。この3連休も、まだ一度も大学に行っていない。

ちょっと気が抜けているかな。でもまぁこんな日々もたまにはいいだろう。 4月からはまた、忙しい日々がはじまるんだろうから。今だけはのんびりさせてもらいますわ。

余談: いまは朝の7時半頃ですが、そとでウグイスが鳴いています。車の窓が凍るほど寒い朝なのに、驚いています。

(16:50追記) しばらく八王子校舎に来ない可能性があるので、いっぺん来て書類をさらいました。ほとんどなかったけど。

* 3月22日(土)

流体研には3人の教員がいて、総勢20数名の卒論生を預かっている。きちんと調べたわけではないが、これは多い方らしい。さらに流体研の教員は3人とも厳しいので(ただしすべての先生が、自分が学生だったころの先生よりは優しいと思っている ^^;;)、頻繁に研究室に来ることになり、横のつながりも生まれる。

というわけで流体研は卒業式ではステージに上がって記念写真を撮ったし、夜にはカラオケで盛り上がるなど、団体ではじけていた。カラオケには教員3名も参加。学生がいっぱいいるのも、こういうときにはいいもんだ。金野は11時過ぎにお暇して、最終電車で帰ったが、あのあとどうしたのかなぁ。

4月から修士になるK北君はカラオケが上手でした。朗々と歌う彼を見て、彼もこれから修士課程かぁ、4月からビシバシ鍛えてやらないとなぁと感慨を深くしていました。容赦せんから覚悟しときなよ。>河K君

金曜日はお休みで、ほぼ1日寝て過ごす。土曜日の今日は洗濯、掃除、食糧の買い出しなど雑事をこなす。注文していた、 斎藤アイロン台工業の立体アイロン台が届いたので、アイロンがけが楽しい。

* 3月20日(木)

今日はこの話題から入りたくなかったが、無視することもできないだろう。イラク戦争が勃発。米英がイラクに対する攻撃を開始した。

この戦争がベストの手段だったとはとても思えない。フセイン政権を転覆させるのが目的だと明確に述べているそうだが、だとすればそれは内政干渉だし、多くの国が反対しているのに、2ヶ国の論理での強行が許されるのだろうか。アメリカとイギリスは、イラクよりも偉いのだろうか。偉いと言える根拠は何なのだろうか。そして、今回の攻撃で、何人の市民が犠牲になるのだろうか。何人の犠牲者までなら、許容できるというのだろうか。

私は賛成できない。許容できる犠牲者はゼロ人。正しい戦争なんてない。

話題を変えよう。今日は卒業式だった。もちろん初めて出席したが、なかなか盛大で、盛り上がった。(続きはまたこんどの機会に書きます。)

* 3月19日(水)

長らく近況を書いていませんでしたが、9日(日)〜16日(日)まで、流体研教員一同で海外視察をしておりました。もし途中で何かあったら、流体研滅亡の危機だったのですが、何とか無事に帰ってきました。

その前の週は忙しくしていたなぁ。そして昨日も、書類提出と予算消化に追われました。しかしそれもやっと一段落し、今日はつかの間の平和な日です。

明日は大学の卒業式です。

* 3月2日(日)

America's Cupはスイスへ。アリンギ・チャレンジが無傷の5連勝でニュージーランドを下した。

本日は例によって休日出勤中。しばらくはお休みが取れません。土曜と日曜のどちらか一方は、休みたいんですけどねぇ。まぁ今日は午前中は家のことをしていて、夕方からの出勤ですけどね。

* 3月1日(土)

3月ですか。時のたつのは早いですねぇ。

今日は会議があって新宿校舎に来ているのですが、18階の流体研以外の部屋は、その多くが電気がついておらず暗いです。卒論や修論がもう終わって、学生さんが来ていないんでしょうね。

金野が担当した学生さんも、卒論を昨日1名、今日1名提出して、残りひとりとなりました。最後の学生さんは、さて今日中に提出できるんでしょうか…。

(3/2追記) 金野班は全員提出しました。よしよし。

* 2月27日(木)

看護婦さんのことを、女性看護師というようになったんですか? 今日のニュースに「女性看護師、撃たれ死亡」というのがありました。そういえばそういう話もあったような気がしますが、ニュースで目にすると、まだ違和感があります。子供のころから30年以上もなれ親しんだ「看護婦」が突然置き換えられると、困っちゃいますねぇ。

あ、なれ親しんだのは看護婦という言葉であって、看護婦さんとお近づきになったことは、まだありません。幸運にもと言うべきか、残念ながらと言うべきか…。

* 2月26日(水)

出張から帰ってきました。羽田に着いたのが午後4時頃。それから八王子の大学に向かい、着いたのは6時頃だったでしょうか。一仕事して、そろそろ家に帰ろうという段階です。いまは10時過ぎです。

出張では恥をかいて参りましたが、まぁ思ったよりはひどいことにならずほっとしています。内容もそうでしたが、ある偉い先生から、境界条件をちゃんと説明せずに計算結果を提示するのはけしからんと(優しく)お叱りを受けました。まったくおっしゃる通りです。

その先生は、非常に難しいテーマで開かれた公開討論会の座長を務められ、実に見事に裁かれました。あれはあの先生でなければできなかったでしょう。改めて尊敬の念を深くしました。

積もる話はまたそのうち。

* 2月23日(日)

ただいま午前4時を回りました。

怪しいなりにもシンポジウムで発表できるだけの計算をし、発表用の PowerPointスライドを作り、安全のためにOHPにも印刷し、3人の学生の卒論概要を添削しました。さらには木曜日の会合のための紙芝居も、不完全ながら用意しました。

こっちはもう帰って出張の準備をしたいのですが、卒論生のひとりがまだ概要を持ってこないので、帰れません。早くしろぉぉぉぉ!! (T_T)

ちなみに飛行機が飛び立つのは11時15分。もう寝る時間はないな。

(5:00追記) 終わりましたぁぁ〜。出張に行きます。

* 2月22日(土)

最近バタバタと慌ただしい日々が続いているが、今日と明日がピークだろう。明日の昼の飛行機で北海道に出張するのだが、まだ発表内容ができていない。それどころか、まだ計算ができていない! やばい状況だ。腹のくくりどころか。

出張に行っている間は、メールを読んだり仕事をチェックしたりしないことにしているので、さほど忙しくない。シンポジウムの会場で、研究の構想を練ったり、新しい知識に触れたりできるだろう、たぶん。

帰ってきたらまた一仕事。今年は落ち着いて仕事をすることができなかったと、とても反省している。日常に流されていたかもしれない。(流体研ですからねぇ。) 少しライフスタイルを変える必要があるか。

* 2月21日(金)

10時から、八王子駅前の東急スクエアビル11階で会合が予定されていたので、 10時5分前にスクエアビルに着き、エレベーターに乗った瞬間、ふっと電気が消えた。

「あら?」

停電。そのまま1階で、11時15分まで足止めを食らった。階段で上がろうとしても、係員に制止されて叶わず、ひたすら待ちぼうけ。1時間以上も無駄にした上に、相手の方にも迷惑をお掛けした。

八王子テレメディアが取材に来ていたので、もしかしたら金野がニュースに出ているかもしれません。

* 2月20日(木)

昨日今日と、修士の最終審査会。皆さんご苦労様でした。

金野は中間審査ではきゃんきゃんとわめきまくりましたが、最終審査は静かにしていました(あれでも!?)。本当はもっといっぱい聞きたいことがあったんだけど、我慢したんですよ。うちの新井君あたりは、普段いっぱい突っ込まれているので、今回は物足りなかったかも。

* 2月18日(火)

予報は雪だったけど、結局降ったのかな? 忙しく立ち回っているうちに夜になっていたので、よく分からない。今日はバタバタと忙しい日だった。

* 2月17日(月)

昨日、はじめてイージーオーダースーツなるものに挑戦すべく、イトーヨーカドーで採寸した。身長や肩幅を測ってはいおしまい、ぐらいだろうと想像していたのだが、みっちりあちこち計測されたのには驚いた。20分ほどかかっただろうか。

左肩が右肩より微妙に高いとか、右手がちょっと長いなど、自分では気づかなかった自分の特徴が分かって面白かった。スーツができあがるのが3月中旬。いまから楽しみだ。そういえばジャケットやパンツを買うことはあったが、上下そろったスーツを買うのは久しぶりだなぁ。こんどは体にピッタリ合っているはずだし。期待しよう。

ああそうそう、車が帰ってきました。

もうひとつ。トップページのアクセスカウンタが、2000に届きました。ありがたいことでございます。

* 2月14日(金)

Googleの"oo"の部分が、つながったハートのリングになっているので気が付きましたが、今日はバレンタインデーですねぇ。Googleはたまにこういう気のきいた題字を出してくれるのがいいですね。

今日のYahoo! NEWSより。 (元記事)

今の大学生や大学を卒業した若者について、知識や学力がきちんと身についていないと感じることがあるという人が70%に上ることが、読売新聞社の全国世論調査(先月25、26の両日実施)でわかった。 身についていないと感じることがあると答えた人に、具体的な点を聞いたところ、「筋道立てて考える習慣が身についていない」(54%)が最も多かった。また、同じく84%が、知識・学力不足の大学生の増加は日本企業の競争力や技術力の低下につながると思う、と答えた。

筋道立てて考える習慣が身に着いてないということは、私も授業などでつくづく感じます。公式集を丸暗記することが勉強だと思ってるんじゃないだろうかと、疑わせるような答案やレポートをたくさん見てきました。

学生時代のある先生は、「ブラウン運動」という表現を使っていらっしゃいました。ある問題の解を見つけようとするとき、その解に向かって進んでいくのではなく右に左にフラりフラりと動き回るばかり。偶然、解に突き当たることもあるけど、突き当たらないこともある。そして解にぶつかる回数が増えると「おれって実力がついたな」と勘違いする。実際にはブラウン運動を続けていることにはかわりがない。そういう意味のお言葉で、とても示唆的で面白かったので、よく覚えています。

しかし翻って、自分が筋道立てて考えられる学生を育てようと授業や指導をしてきたかと問われると、怪しい。工業力学では筋道を立てて考えることをはっきり意識して授業をしていましたが、それ以外の科目はどうだったか。個々の場面ではそういう授業・指導をすることがあったものの、全般には方針を明確にしていなかった気がしています。

来年度に意識すべき授業目標は「筋道を立てて考える習慣を身につけよう」にしようかな。

物欲リスト更新。

* 2月13日(木)

卒論最終審査会。(一部の人にとっては、中間審査会?)

みんな、1年間でよく進歩しました。もちろん、われわれの目から見ると不十分だったりおかしかったりするところもあり、どんどん突っ込みはしましたが、それでも、よくやったと思います。特に金野班は、指導教員が不馴れでかつ放任主義だったにも関わらず、よくまとめました。

最終成果物は、卒業論文です。それを出すまではもう少しがんばってもらいますが、その関門をくぐったあとは、胸を張って卒業証書を受け取ってほしいと思います。

閑話休題。

プライバシーに関わりますので、名前は伏せますが、今回カミングアウトに成功した(?)お二人へ。私を含め、みんなうすうす感付いていたようだけど、でもやっぱりちょっと驚きました。

私はお二人との付き合いが長いとは言えませんが、私の知る限りにおいては、たぶん、いい選択をしたんじゃないだろうかと感じます。彼の方が無責任に途中で投げ出すようなタイプでないことは、よく分かっているつもりです。お互いに力を出し合い支えあって、新しい未来を切り開いてほしいと思います。それと、流体研の全員が応援していることを忘れないでほしいな。

はい、そうです。夜から飲み会があって、学生さんといっしょに久しぶりにたっぷりとアルコールを入れたので、ゴキゲンな気分になって書いています。(^^) いまは14日の午前2時半です。

(2/14, 0830追記) しゃれでこんなページをつくりました。 いま暴露する、M子&D輔の隠された愛の日々

もちろんしゃれですからね。金野のスケジュールと同じ利用者名・パスワードでアクセスできます。

* 2月12日(水)

宇宙の年齢は137億歳、姿は平らで永遠に膨張し続けるそうだ。NASAが公表したものだが、年齢や形もさることながら、永遠に膨張し続けることが分かったのはなかなか興味深い。つまりビッグクランチは起らないということだ。

これで長生きしすぎて宇宙滅亡に遭遇する心配はしなくてよさそうだ。安心して長生きしよう。

* 2月11日(火)

捨てる神あれば拾う神あり。今日は自宅の灯油がなくなって買いに行かねばと思っていたのだが、何せ車を修理に出しているので困っていたところ、何ともタイミングよく灯油の巡回販売サービスがわが家に登場!! もちろんさっそく購入。いやぁ助かりました。

それにしても早く車が帰ってきてほしいっす。今日は一日自宅で、掃除とか雑用。

今日見つけたちょっといい言葉

「苦しい気持ちも、愛する事からきているのなら仕方ない」
Amazon.co.jpの friends,lovers,my journey home-鈴木祥子ベスト-のカスタマーレビューより。

いいセリフですね。アルバムの歌詞にある言葉なんでしょうか。買おうかな…。鈴木祥子はむかしの、ノスタルジックな唄を歌っていたころには大好きで、アルバムもよく買ったもんです。以前のベストアルバムHarvestなんかは、よく聴きました。今日、思い出して久しぶりに聴いたのですが、とてもノスタルジックな、切ない気持になります。

これ、もう10年以上前のアルバムなんですね…。金野もおっさんになるわけだわ。…とても切ない気持になりますねぇ(^^;;)。

* 2月9日(日)

休日出勤中。自転車で休日出勤するのは、一大決心を必要とすることが分かった。車で来られるのであれば、楽だし、運転はまぁ好きだし、ついでに買い物したり用を済ませたりしやすいから、それほど抵抗がないのだが…それでも来ないに越したことはないと思っているが…自転車で大学まで来るのには、さあ行くぞと気合いを入れて家を出ないといけない。今日もついぐずってしまった。

これで電車やバスの通勤だったら、そうとう腰が重いんだろうなぁ。近所に引っ越しておいてよかったと思う今日このごろ。…いや、遠くに住んでいたら、何とか来ずに済ませようと努力したかもしれないなぁ。

* 2月3日(月)

また仕事をひとつためてしまったぁぁぁぁぁ。明日までに何とかせねばっ!! 今夜は帰れないかもしれない。

* 2月1日(土)

えらくよい天気。ちょっと風が強いか。

車を修理に出しているので、ここ二日ほど自転車通勤しているが、天気のよい日が続いて助かっている。しばらくは降らないでくれよぉ。

わが家のパソコンのCPUクーラーをヒートシンクに変えたという話を、以前に書いた。その後しばらく使い続け、やっと最近慣れてきたが、いまでもスイッチを入れた瞬間にうれしい違和感がある。「あれ? 音がしない。」…以前は電源を入れると同時にうぃぃぃーーんとうなりはじめて、非常にうるさかったのだ。いまは快適である。

* 1月31日(金)

物欲リスト更新。

* 1月27日(月)

テレビで「高校教師」をやっているそうですね。1993年にも同じタイトルの番組がありました。おそらく内容は違うのでしょうが…。当時は真田広行と桜井幸子がやっていました。前回は非常に視聴率が高く、話題になった番組だったと記憶しています。DVD BOXも発売されています。

金野は前回も今回も見ていないのですが、どうも昔の人気にあやかっている気がしてなりません。この番組に限らず、焼き直しであったり、全く同じ内容のものであったりする番組が多い。NHKの「武蔵」もそうです。昔、役所広司主演で、他ならないNHKがやっていました。吉川英二の原作に立脚、という点も同じです。

よく売れた小説のドラマ化や、むかし流行った番組の焼き直しなど、短く持って当てに来ている番組ばかりが目につくのはつまらないですねぇ。金野はいまは、意図的にテレビを持たない生活をしていますが、テレビを買いたくなるような番組が出てきませんかねぇ。

(20:40追記) 時間に追われて、情けないひどい内容の論文を出しました。後悔しきりです。よっぽど取り下げようかと悩んだのですが、出すことにしました。シンポジウム関係者のみなさまごめんなさい。

* 1月24日(金)

昨日は午前中が大雪、午後から雨混じりになって、夕方にはやんだ。昨夜、大学の坂を車で降りるのは怖かった。雪はある程度払われていたらしく、滑ることはなかったが…。関係者のみなさま、ありがとうございました。

* 1月23日(木)

以前の職場の同僚だった方二人が、ご結婚なさったそうだ。加藤さん、中村さん、おめでとう!! 二人ともとてもいい感じの方で、考えれば考えるほどお似合いだし、きっといいご家庭を築くことだろうと思う。どうぞお幸せに。

おかげで金野も今日はご機嫌である。もううれしくってうれしくってうれしくって。自分の方はさっぱりなのに、人の幸せを見てこんなに喜んでていいのかしらん。…まぁいいよね。喜ばずにいられるか。

昨日は東大で、以前に所属していた研究室の会合に顔を出させてもらった。久しぶりだったが、刺激があってよかった。工学院大学も負けてはいられないなぁ。

* 1月21日(火)

いまは日付が変わったばかりの0時半だが、さっきまで大学にいた。だらだらと仕事をしたつけである。

「朝2時起きで、何でもできる!」という本がある。最近その続編が出て、買った。タイトルを読むと早起きの薦めのように聞こえるが、内容はむしろ自己啓発本で、いかに自分の目標を見つけ、モチベーションを高め、自己実現していくかを書いた本。とても読みやすく、面白い。

著者は枝廣淳子氏という、家庭がある女性で、二人の子供の面倒をみつつ、同時通訳の仕事をしつつ、環境保護団体の仕事をしつつ、メールマガジンを出しつつ、講演をしつつ、本を書きつつ、……という非常にバイタリティにあふれる方である。氏は2冊目の著書の中で、時間的制約の効用について述べている。適度な時間制限や緊張感があるほうが、よく集中でき仕事が進むということだ。

翻って自分を見ると、時間的制約がほとんど無いせいでかえってだらだらと仕事していないか。よく反省する必要がありそうだ。

* 1月20日(月)

しばらく日記をつけていなかったが、平凡な日々だったかというとそうではなくて、大事件を起こしてしまった。車で中央分離帯のポールをなぎ倒し(それも2本!!)警察のお世話になった。いや自分で呼んだんですけどね…。

ことが起ったのは12日(日)の夜。本屋から帰る途中、交差点を曲がるときに、左側ばかり気にしていて前をちゃんと見ていなかった。不注意としか言いようがない。気づいたときには中央分離帯に飛び込み、反射板がついたポールをなぎ倒していた。

ありがたいことにマツダのデミオ君はへこたれずにちゃんと走ってくれて、自分にも他人にも被害は全くなかった。可哀想なのはポール。警察を呼んで事情を説明したところ、市役所と掛け合うことになるとのことだった。それと、点数は引かれないと言われたのが意外だった。民事ってわけですな。

その後は任意保険(東京海上)に連絡し、お任せした。市役所との応対も担当者がやってくれていている(はずな)ので、こちらははじめに一度電話しただけ。ありがたいことだ。

問題は車。外傷はバンパーにひびが入った程度で、さほどのことはないと思っていたが、2日後に(懲りもせず!)運転していて、ハンドルが曲がっていることに気づいた。昨日(19日)にやっとディーラーに持ち込んで診てもらったところ、思ったよりも重傷らしく驚いている。ディーラーの人の見立てによると、かなりの衝撃が加わっているので内部がイカれているかもしれないとのこと。「そのうち部品が落ちるかも」とまで言われた。デミオ君よありがとう、君が衝撃を吸収してくれたおかげで金野は怪我ひとつなく健康だよ。きれいに直してもらうからもうちょっと待っててね。

12月にもらったボーナスの残りは、車の修理につぎ込むことになりそうだ。

横綱・貴乃花が引退。平成の大横綱で、本当に強かったのだが、最近は怪我に泣いた。新しい横綱が生まれるかもしれないこの初場所で、試金石あるいは壁の役割を果たしてほしかっただけに残念。

(21:53追記) あーーー明日の朝起きたら突然天才になってたりしねぇかなー。頭よくなりてー。

* 1月9日(木)

人間はぜいたくにできているようで、昨日取りつけたヒートシンクのおかげでパソコンがかなり静かになると、こんどはハードディスクの音が気になりはじめた。アクセスするときのカリカリいう音がけっこううるさいのだ。以前は CPUクーラーのファンがもっとうるさかったのでそれに埋もれていたのだが、 CPUクーラーをはずしたことで浮かび上がってきた。

静かなディスクに交換するのもよいが、引っ越しが面倒だ。それに、まだ確信はないのだが、ディスク自体よりも筐体が共振している音がうるさいように感じる。工夫の余地がありそうだ。

とはいえディスクが動いていないときには実に静かで、石油ファンヒーターの音にPCの音がかき消されるので、電源を入れていることを忘れそうなほどだ。以前はとてもうるさかったのでギャップが大きい。ヒートシンクは高かったが、いい買い物をした。これで仕事がはかどる?

* 1月8日(水)

今日から後期試験。

よい天気で、朝はあい変わらず車の窓がガッチリ凍る。

サーマルコンポーネント(株)のヒートシンクを買い、自宅のPCに取りつけた。自宅PCのCPUはAthlon 700MHzで、これまではよく冷えるかわりにとてもうるさいCPUクーラーをつけていた。

ファンをヒートシンクに変えたところ、当たり前だが、ずっと静かになった。電源のファンと、以前に念のために追加した本体のファンの音がするが、それは以前のCPUクーラーよりもずっと静かなのであまり気にならない。

気になる熱のほうは、今のところ問題ないようだ。もう少し様子を見ないと分からないが…。まぁいまの時期は何とかなるだろうが、夏はどうかなぁ。ちなみにAthlon 700MHzの定格電圧は1.7Vだが、ネット情報によると電圧を下げても動作するらしいので、BIOSで設定できた最低電圧の1.5Vに設定して使っている。

金野がCPUをAthlonに変えたのは2000年7月だが、そのころはまだ静音性が重視されていなかったように思う。Athlonは当時としては発熱量の多いCPUで、買ったばかりのころには安物のCPU クーラーをつけていたせいかよく暴走したものだから、よく冷えるクーラーを買い、音は我慢して使っていた。しかし最近だんだん耐えられなくなってきた。自宅マシンにFreeBSDを入れて仕事をしやすい環境をつくったこと、そしてそれを使って年末年始にPCに向かって仕事をしている時間が長かったことも引金を引いたと思う。そうでなくともうまく行かなくていらいらすることがあるというのに、パソコンがウンウンうなっていては集中できない。(給料をもらうようになって、人間がぜいたくになってきたのかもしれないが。)

それにしてのファンレスのヒートシンクだけで大丈夫とはね。いやまだ絶対に大丈夫とは限らないわけだけど。ありがたいことだ。しばらくこの状態で使ってみよう。

* 1月6日(月)

数値計算の仕事をきちんと片付けることができないまま、日常業務が始まってしまった。あぁどうしよう。

2日には大学に来たのだが、普段使っている駐車場にチェーンが張られていて車を止められなかったり、8号館が閉っていたりとなかなか仕事にたどり着けなかった。しかしまぁその日はだいぶんがんばって、その日と次の日の試行錯誤で、ある程度の計算ができるところまではたどり着いた。専門的に言うと、数値粘性(Kawamura-Kuwaharaスキーム)を入れて結果をなだめすかした。数値粘性恐るべし。(やっている計算が上流差分向きの計算だということに、あとから気づいた。)

1日の夜にも雪が降ったようだが、3日以降は降ったりやんだりの天気で、ずっと家にはりつけられていた。特に4日の朝は寒かったようで、自宅の裏の坂を登れなくなる車が続出した。明方から寝室の裏手でガリガリやられて閉口した。

* 1月1日(水)

初春のお慶びを申し上げます。本年もよろしくお願いいたします。

昨年は4月に職場が変わり、新しい仕事や、それに対応するための用意に明け暮れた1年でした。いいことも悪いこともありましたが、新しい職場になじめ、健康で病気もなく、総じてよい年だったと思います。(プライベートのほうはさっぱりでした。努力が足りませんねぇ。)

年末は30日まで出勤し、主に油流出のプログラムを書いていました。うーむ、中心差分だと振動が止まらないぞー!! メッシュも時間刻みも十分小さいと思うんだが。数値拡散を入れるしかないかなぁ。 31日は雪が降るという予報だったので、家で過ごしました。元日の今日は雪がちらついたものの、いまは曇り。たぶんもう降らないでしょう。

実家には帰りませんでした。帰りたかったけどこのプログラムを書かないと休めない。論文の締切がぁぁぁぁ…。(←年が開けても、こればっかだなぁ。)

今年はJournal Paperを1、2本投稿し、口頭発表も2件は出したいですな。去年は前の職場で書いたJournal Paperが2本出たからよかったけど、もう貯金がない。新しいのを書かないと…。


* 昔の日記

-> 2002年, 2000年, 1999年, 1998年, 1997年以前

2001年1月〜2002年5月の日記はありません。


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工学院大学機械工学科流体研

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金野 祥久  konno@researchers.jp

Last modified: Tue Jan 6 14:55:28 JST 2004