科学教室とは
科学教室(旧・理科教室)は工学院大学が夏のイベントとして力を入れている行事の一つです。
わくわくサイエンス祭 科学教室 ~日本最大級の科学イベント~
毎年、7000人近い子供たちが集まってくれます。
子供たちに科学の実験を通して色々な体験をしていただきます。
この体験を通して、是非科学に興味を持ってほしいと思っています。
そしてもし、将来活躍できるような科学者、技術者になっていただければ、こんなにうれしいことはありません。
近頃では少子化や理科離れが深刻化しております。
わが国の経済を支えている製造業を維持していくには、女性の理系への更なる進出、理科離れの抑制が必要だと思います。
工学院大学のこの取り組みを文部科学省も評価してくれているようで、「科学教室」を核とした学生教育が特色ある教育プログラムに選ばれました。これは子供たちへの科学教育に携わることで、本学の学生が実践的にいろいろなことを学んでいくシステムが評価されたものです。
予 算をやりくりして、ものを作るための材料の手配や工夫、子供たちが怪我をしないように工作方法を学生が改良したり、スケジュールの調整、物品の移動のため の工程管理など普段の授業では学べないことがたくさんあります。学生は自分で考え、自分たちで工夫して、どうしたら子供たちが楽しんでくれるかを考えてく れます。
学生達は科学教室をがんばっても、単位がつくわけではないのですが、”来校してくれた子供たちが楽しんでくれる姿”を見るために一生懸命考えてくれます。
誰かのためになることをやりながら、自分自身が学べる機会というものはとても貴重です。工学院の学生が科学教室を通じて、いろいろなことを学んでくれることを非常にうれしく思います。また、子供たちが科学の面白さを少しでも体験してくればとてもうれしく思います。