Final Update June 30, 1999

花盛丸(かせいまる)


サボテンの名前って意外と日本的なものが多いのですね。 原産は外国なのになぜでしょう。たぶん明治時代(あるいは 江戸時代)に輸入されたときに、時の学者達が頭をひねって 考えて命名したのでしょう。

この花盛丸は丸いサボテンで、7〜8cmほどの体に 10cmを越える大きな花をつけました。 残念なことに一晩の命で、夜咲いて翌朝には しおれてしまいます。 通常の花盛丸は純白の花を咲かせますが、 これは淡いピンク(紫?)がかった花で これもちょっとおもしろいです。 たくさんの子供がつくので、はがして土に挿し木すれば 簡単に増やせます。1〜2年に1回 若干の肥料分を含んだ水はけのいい土に植え替えてやれば どんどん成長します。 何年も植え替えないでいると土が酸性になって サボテンの健康状態が維持できなくなるようです。 トゲがシャープなので、取り扱い注意です。 下の娘が小さかった頃、このサボテンを踏んでしまい、 外科で手術を受ける羽目になりました。 やはり冬の間乾燥させるのが花を咲かせるコツです。 (1999年6月8日撮影)


水野宛のメールは mizuno@fluid .mech.kogakuin.ac.jpまで

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