研究テーマ

氷海船舶と氷海構造物の性能評価手法の開発 (2004~)

寒冷地や氷海の工学は、世界的にはメジャーでホットな話題です。北極海など極域は地球温暖化の影響を受けやすいために、地球科学の面から注目されているばかりでなく、北極には石油や天然ガスの資源が豊富にあることから、経済的にも注目されています。

我が国でも、北海道北岸に面するオホーツク海は、冬季には凍る海です。このオホーツク海の北方、サハリン沖で油田が発見されたため、現在開発が急ピッチで進んでいます。これに伴い、原油や資材を運ぶための砕氷船の需要が高まっています。

砕氷船などの氷海船舶の性能や安全性を、数値解析によって推定する技術はまだないので、現在は実験に頼っています。しかし実験には特殊な設備が必要なので、限られた機関が限られた回数の実験を行うことしか出来ないのが現状です。数値解析技術を開発することでこの現状を打破し、設計の段階から性能を評価できるようにしたい。このため2004年度から氷海船舶と氷海構造物の数値解析に取り組んでいます。

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研究背景を紹介する動画を,YouTubeにて限定公開しています。

→ 北極と氷海の研究・背景 (パスワードで保護されています。)

魚ロボットの開発と羽ばたき型ヒレ推進 (2003~)

魚などの水棲生物の遊泳を解析し、その運動を水中ロボットに生かそうという研究です。金野のグループは特にウミガメやペンギンのような羽ばたき型のヒレ推進に注目し、ロボットを作成して性能を調べたり、性能測定用の実験装置を開発するなどの研究に取り組んでいます。流体工学のみならず、生物工学、ロボット工学の視点からもたいへん興味深い研究です。

2011年からは、特に群行動する魚ロボットの開発に力を注いでいます。

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過去の研究