マイケル・フェルプス取材記

・日時:2007/11/1-11/10

・場所:米国ミシガン州アナーバー、ミシガン州立大学

ミシガン州立大学水泳部は北にあるにもかかわらず、全米チャンピオンに何度もなっている有数の強豪チーム(右下写真はチャンピオンフラッグの数々)50m×25mプールのロープを横に張ったり縦に張ったりして練習してました.ターン練習の回数を増やすため,レーンあたりの人数を減らすためには横に張るのはいいことだと思いました.(写真は25mレーンとして使っている様子.50mレーンとするときはコースロープ25mを2つつなぎます.)

競泳、水球、飛込み、シンクロナイズドスイミングすべてあり

 

50mプールの先は飛込み台とシンクロ・飛び込みプール

毎年のように取っているチャンピオンフラッグ

収録シーンのひとこま

Bob Bowman Head coach

 

取材に訪れる1週間前にフェルプスは車を降りるときにこけて右腕を負傷してしまいました。そのせいか、本当の泳ぎを見ることはできませんでしたが、その片鱗は見せてくれました。

 

フェルプスの凄さはその恐ろしく低いストローク回数と華麗なターン

50m:13ストローク(右と左を1ストローク)26.8秒(彼としては超遅いけど)。1ストロークでの推進力の強さがわかります。左手はS字、右手はまっすぐのI字でした。

さらに造波抵抗を避けるために深く潜るターンと強力なドルフィンキックのテクニックは素晴しかったです。

でも、欠点はいくつもあるまだまだ荒削りの泳ぎでした。

北京五輪での8冠を期待しましょう。