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「初雛」初フライト

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流体研は2001年10月からBirdman Project Wendyを支援しています.

2006年8月22日早朝,桶川飛行場にてWendy初の人力飛行機「初雛」のテストフライトを実施しました.

初めて製作した人力飛行機にもかかわらず「初雛」はゆっくりと離陸しました.
Wendyの初の人力飛行機は無事に飛行しました.これからも応援よろしくお願いします.

初雛初フライト
深夜に飛行場に集合し,3年生を中心に機体を組み立てる.3年生はリーダーとしてチームを指揮し,2年生は組み立ての中心として作業を進め,一年生も積極的に作業に参加.30名以上のチームメンバーは自分のやるべきことをしっかりと進めていました.

4年生やOBも徐々に集まり,飛行の時間を待つ.(顧問は特にやることがありません)

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夜が明けるころ,ほぼ機体が完成.途中いくつかのトラブルがあったようだが,無事に解決.7時にフライト開始.

一回目,軽く押してみる.主翼は揚力を発生し,ゆっくりと上にしなる.手ごたえ十分.

二回目.再びペダルをこぐと勢良く滑走を始める.ガラガラと音を立てていた車輪の音が静かになる.機体はあっさりと浮き上がった.初雛が自力で地面を離れた瞬間です.大事をとってすぐに着地

3回目.今度も機体はゆっくりと浮き上がる.さらに飛行距離を伸ばしたが,トラブル発生.ペダルが折れてしまった.小原君の脚力にペダルが持たなかった.

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別バージョン:Download

残念ながら自力飛行はここで中断.この後は押しがけでどのくらい機体が浮き上がるのかのデータ取り.小原君を乗せたまま機体を押すと,これまたあっさり飛行開始.

機体の基本性能が高いため,簡単に浮き上がる.揚力が大きすぎるので,主翼の迎え角を小さくして調整.3回目の押しがけもきれいに飛行.小原君をおろして,再度押しがけをすると綺麗に飛行する.どこまでも飛んで行きそうな雰囲気.

ここで時間切れ.初雛の初フライトはトラブルに見舞われたけれど,初飛行としては十分な手ごたえ.来年は琵琶湖の空を思う存分飛んでいきます.

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