演習問題および講義資料
(*のついたページは学内からのみアクセス可能です.)

機械工学基礎演習(学部1年)
機械工学基礎演習ではロボット製作,特許や企業における製品開発の紹介など,実習・VTRなどを通じて,学生が機械工学に興味を持ってもらうことを目的にしています."

情報工学基礎演習(学部1年)(準備中)
前期はキーボードタイピングから始まり,コンピュータへの認証方法,メールの使い方,OFFICEアプリケーションの使い方など,情報社会における最も基礎的な事項について学び,最後にAutoCADで簡単な図面を作成する.PCを使ったレポート,表計算,プレゼンテーションができるようになることが目標.
後期はVBAを使って,各種の計算(面積計算,常微分方程式の計算,連立方程式の計算)を行い,プログラミング言語について学習する.

数学演習I(再)*(学部1年)
1変数関数の微分積分に関する基礎的な演習を行います.様々な具体的な関数に対して微分積分の計算が出来るようになることを目標とします.
高校の数学IIIの内容と重なる部分が多いので,数学IIIの教科書,参考書が役に立つと思います.
問題が解けるまで演習を続けます.再履修ですので,ここでできるようにならないと後が大変です.最後まで問題を解く習慣をつけましょう.(16:30-20:00くらいまで)

数学演習II(再)*(学部2年)
2変数以上の関数の微分積分に関する基礎的な演習を行います.様々な具体的な関数に対して微分積分の計算が出来るようになることを目標とします.
問題が解けるまで演習を続けます.再履修ですので,ここでできるようにならないと後が大変です.最後まで問題を解く習慣をつけましょう.(16:30-20:00くらいまで)

機械実験及演習(学部2年)球の抵抗測定*
風洞実験により球の抵抗とレイノルズ数の関係について調べます.
トリッピングワイヤをつけた場合の抵抗の変化についても検討します.
流れ学Iで学習するベルヌーイの式,ピトー管,抵抗係数,レイノルズ数,境界層に関する知識を実験で再確認してください.

流れ学I及演習
流れ学Iは主に水力学を中心とした講義と演習を行います.
質量保存則,運動量保存則,ベルヌーイの式などの,流体力学の基礎を学びます
また,管路の抵抗や物体の抵抗・揚力についても説明します.講義の最後には最新の流体機械の解析結果や計測法についても紹介します.

複雑系の科学(インスタビリティ・カオス・フラクタル)2004年度から開講(学部1から4年)
学生諸君が高校までに習ってきた数学や物理では"答え"があることが前提となっているが,この講義では,そもそも答えがあるかどうかもわからない,あるいは答えは幾通りにも存在する複雑な系の振る舞いについて学習する.複雑なシステムや不安定な系の実例を示しながら解説する.学生自らが複雑系システムの不思議な振る舞いをコンピュータ・シミュレーションを用いて体験することにより,工学の諸問題を自分で考える習慣を身に着ける訓練を行う.
(1) 非線形問題における解の不安定性と物理現象との関係について理解する. (2) カオスとフラクタル:微分方程式の振る舞いをコンピュータで調べる方法を身につける. (3) 生命・経済・歴史・力学系を記述する複雑系の基礎を学ぶ. (4) 天気予報や株価予測に用いられている予測理論,データ処理方法について学ぶ

流体工学セミナーB(学部3年生)
卒業研究に着手する前に各研究室で行われるセミナー.原則として次年度に卒論に着手する学生を対象とするため,流体研究室に配属されたあとのプログラミングや英語の学習が中心となる.水野先生が数値解析について解説した英語論文を教材として,技術英語に関する講義を,私が簡単な数値解析プログラムに関する実習を行っている.英語とプログラミングは研究室にはいってから重要なツールなので,ここでしっかり勉強してほしい. オイラー法による球の運動解析,離散渦法,熱伝達,移流拡散方程式など例題として扱う.言語にはJAVAを使用する.最終日には各自でプレゼンテーションを行う.

大学院流体計測特論(大学院)
前半は流体計測手法(圧力,流量,速度[ピトー管,熱線,LDV,PIV],流体力)と可視化手法について具体的に解説し,熱流体系の研究室における実験方法について学習する.
後半は,乱流の統計理論とデータ解析手法について解説し,最後に空力騒音に関するトピックスを紹介する.

東北大学大学院特別講義(空力音の計測と制御)
2004年7月9日に東北大学で行った特別講義のスライド.
空力音の計測と制御,新幹線開発に関するトピックスについて報告する.




ご意見,ご感想,ご質問等お寄せ下さい
iida@fluid.mech.kogakuin.ac.jp