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理科教室

2004年8月21日〜22日



理科教室を楽しもう
今年の出し物
参考資料
理科教室の風景

理科教室を楽しもう
理科教室は工学院大学が夏のイベントとして力を入れている行事の一つです.

毎年,7000人近い子供たちが集まってくれます.子供たちが理科に興味を持ち,日常のいろいろなことを不思議だな,なぜだろうと思ってくれるきっかけになればと思っています.

工学院大学のこの取り組みを文部科学省も評価してくれているようで,「理科教室」を核とした学生教育が特色ある教育プログラムに選ばれました.これは子供たちへの理科教育に携わることで,本学の学生が実践的にいろいろなことを学んでいくシステムが評価されたものです.

実際,私もこの行事にかかわってから学生たちにいろいろと助けてもらいました.

予算をやりくりして,ものを作るための材料の手配や工夫,子供たちが怪我をしないように工作方法を学生が改良したり,スケジュールの調整,物品の移動のための工程管理など普段の授業では学べないことがたくさんあります.学生は自分で考え,自分たちで工夫して,どうしたら子供たちが楽しんでくれるかを考えてくれます.

今のところ,単位や報酬があるわけではないですが,"来校してくれた子供たちが楽しんでくれる姿”を見るために一生懸命考えてくれます.

誰かのためになることをやりながら,自分自身が学べる機会というものはとても貴重です.工学院の学生が理科教室を通じて,いろいろなことを学んでくれることを非常にうれしく思います.また,子供たちが理科の面白さを少しでも体験してくればとてもうれしく思います.

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今年の出し物
今年はおなじみのペットボトル風車に加え,ウィンドカーと鳥人間サークルが製作した滑空機の展示を行います.

ペットボトル風車は一言で言えば”かざぐるま”です.お土産に持ってかえるものは,そのままでは豆電球をつけることはできないのですが,夏休みの研究として取り組む方が多いようで,いろいろと問い合わせがあります.豆電球をつけるための工作方法はこちらを参考にしてください.風の力で電気を作る仕組みを学んでください.

ウィンドカーは風の力を知ってもらうためのもうひとつの試みです.風車を回すことで軸をまわすことができます.この軸の力をタイヤに伝えることができれば,車を走らせることができます.ウィンドカーは風が吹いてくるほうに進む,不思議な車です.子供たちが風を使って車を走らせることができることを学んでほしいと思います.
コンテストも行いますので,風車の大きさなどを工夫して,ウィンドカーを速く走らせる工夫をしてください

工学院大学は2004年度の鳥人間コンテストに参加しました.台風という悪条件で記録は17.33mと必ずしも満足のいくものではなかったのですが,学生が1年間かけてすばらしい機体を作りました.子供たちに美しい機体を見てもらうため,琵琶湖から帰ってすぐに機体の修復をしました.コクピットに乗り込んで写真をとれば,君も鳥人間です!
大空を羽ばたいた”あさなぎ”をじっくり見てください.

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参考資料
今年の出し物に関する参考資料を下記のページに掲載しましたので,参考にしてく ださい.

ペットボトル風車の作り方

ペットボトル風車

ウィンドカーを作ろう

工学院大学Wendy琵琶湖の空へ

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理科教室の風景
写真集

理科教室に参加してくれてありがとう!皆さんの写真を掲載しました.君の写真もあるかな?
工作や競技に集中している姿は輝いています.
ペットボトル風車,ウィンドカー,鳥人間を中心に掲載しています.
実は,昨年までは会場で写真を配っていたのですが,配布が間に合わないので,今年は 断念しました(鳥人間は継続).来場した人から今年は写真はないんですかと聞かれたので,楽しみにしてくれた人には申し訳なく思いました.来年は写真配布方法も検討します.
今年はWebでの掲載です.皆見てください.

ウィンドカーGP レース結果
今年初めて行ったウィンドカーですが,なんと初日だけで300人もの人が遊びにきてくれました.400台用意したのですが,このままでは2日目の材料(タイヤ)がなくなってし まうため, 2時30分には早々と終了してしまいました.

夕方,学生と一緒にホームセンターに行って材料探しをしましたが,なかなか適当な ものがありません.結局タイヤが手に入らないので,発泡スチロールの円筒を買って きてタイヤを作りました.2つの径の異なる発泡スチロール円柱を薄く輪切りにして 張り合わせ,タイヤとプーリーを兼ねたものを作ります.40台分,160個のタイヤと160個のプーリーを作りましたが,問題が発生しました.

発泡スチロールだと軽すぎて,タイヤが空回りしてしまいます.タイヤの表面に輪ゴムやテープを巻いて,摩擦係数を大きくしたり,電池を載せて重量を調整したりして, なんとかそれらしくしましたが,やはり,ゴムタイヤにはかないませんでした.
岡田君が工夫して,ペットボトルのふたで25台分くらいタイヤを作りました.こちらは 発泡スチロールよりは良く走りますが,それでもタイヤにはかないませんでした.
でも,100台ではとにかく足りないし,せっかく来てくれた子供達にあまり早い時間から 品切れを言うのは忍びないので,徹夜で材料加工に入りました.この努力を研究にも活かしましょう.

2日目は,朝10時には並んでいる子供もいました.うれしい反面,材料が持つか心配 でした.1日目の半分程度の160台分しか材料がありません.
11時30分には当初用意した材料は全てなくなり,昼食を理由に一旦,部屋を閉めました
13時までに材料の最終調整を行い,できる限りの努力をしました.13時前には部屋の前に行列ができていました.あっという間にペットボトルタイヤはなくなり,発泡スチロールタイヤ分も14時にはなくなり,ここで入場を中止せざるを得なくなりました.
そのあとで来てくれた人には大変申し訳なかったのですが,残ったパーツと説明書,タイヤの購入方法を説明しました.こちらの準備不足でがっかりさせて申し訳なかったです.

400台あれば2日持つだろうと思ったのが,あまかったです.予算の関係もあって,今年はこれが限界でした.大体1台200円くらいなので,400台で8万円くらいかかっています. 来年は広報部にお願いして600台から800台分くらい用意します.今年,作れなかった人は,来年また来てください.来年は,充分な材料を揃え,新車も用意したいと思います. (学生,聞いてるか? 新車考えてくれよな.子供達が期待してるから,がんばろうな)

突発的な作業に対応することは大変ですが,勉強にはなります.どんなに大変でも問題を解決するために努力すれば何とかなるものです.今回も60台分多くつくり,60人の子供達は喜んでくれたはずです.今度は全員に喜んでもらえるようにがんばりましょう.

記念写真
展示場で朝凪(Wendy)のコクピットで記念写真を撮った人はこちらを見てください.
Wendyの展示場にも多くの人が来てくれました.子供達に混じって,大学の教職員も見に来てくれました.工学院は多くの技術者,特に実務に強い技術者を輩出している大学です.理科教室や鳥人間プロジェクトのように学生が実際にものを作ったり,ものに触れながら学んでいます.その一つの結果がWendyであり,朝凪です.
一生懸命作った機体は,これまで傷一つつけないように大事にしてきましたが,今回は会場に来た子供達に実際に乗ってもらいました.写真を見るだけなく,実際にコクピットに乗ってもらい,それを写真にとって配布しました.多くの人に支えられて活動してきたWendyのメンバーは,これまでの感謝の気持ちから,子供達や大学関係者に一生懸命活動を説明していました.

理科教室に来てくれた子供達が,大学での2日間を楽しみ,理科に興味をもってくれるれば,がんばってくれた学生も喜ぶと思います.

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